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詳細STAAD.Pro:骨組構造解析・設計支援システム

新機能紹介

STAAD.Pro 2023 23.00.02.361の主な新機能

有効長さ(Effective Length)計算ツール(23.2-1)

AISC360に従った有効長さ(Effective Length)に関する設計パラメータ(KY、KZ、LY、LZ)を自動的に計算するツールです。使用するには予めPARAMETERブロックを1つ以上作成した後にツールを起動し、ローカル座標軸の方向や計算方法を選択して生成したパラメータを追加します。

RAM Connection 2023(23.2-2)

Connection Designワークフローにバンドルされている接合部設計ソフトRAM Connectionが2023.00.01にバージョンアップしました。新バージョンには接合タイプの追加やインターフェイスの強化が行われています。この機能を使うためには、RAM Connectionライセンスが必要です。

中国冷間成形鋼材設計(23.2-3)

GB 50018-2002 に基づく冷間成形鋼部材の設計機能が中国鋼構造設計ワークフローに追加されました。Chinese Steel DesignタブのDesignにおいてドロップダウンメニューよりGB 50018が選択可能です。

標準断面データベースの追加(23.2-4)

標準断面データベースに中国(GB 50018-2002、GB/T 6723-2017、JGT 380-2012)、インド(IS 2023)、アメリカ(AISI 2023)の冷間成形断面が追加されました。

レポートの機能強化(23.2-5)

2023で新しくなったレポート出力において、鋼構造設計結果レポートの出力に多数の設計コードが対応しました。また、保存した画像ファイルのキャプション変更・表示サイズ変更・ファイルの削除を行うことができるPicture Managerが追加されました。

ユーロコード3のオランダNational Annex(23.2-6)

ユーロコード3(EN-1993-1-1:2005)がオランダNational Annex(NEN-EN 1993-1-1:2006+C1:
2006/NB:2016)に対応しました。他のNational Annexと同様に設計パラメータNAで指定でき、「(12) Netherlands-2016」を選択します。

Enclosed Zone荷重の全体座標系方向対応(23.2-7)

Enclosed Zone荷重の荷重方向は、指定した面に垂直な方向のみ可能でしたが、全体座標系のXYZ方向にも載荷できるようになりました。方向(Direction)はEnclosed Zone Loadダイアログのラジオボタンで選択します。

Z-upモデルへの風荷重生成(23.2-8)

風荷重の生成機能は、Y-upモデル(鉛直上向きが全体座標系Y方向でモデル作成/デフォルト)で可能でしたが、Z方向を鉛直上向きに指定したZ-upモデルでも荷重が生成できるようになりました。また、荷重の方向(Direction)と係数(Factor)の説明図も、より分かり易いものに変更されました。

プレート要素のノード変位出力(23.2-9)

プレート(シェル)要素の番号を指定して、その要素を構成するノードの変位を結果ファイルに出力できるようになりました。PRINT ELEMENT JOINT DISPLACEMENTコマンドで出力します。出力される値は通常のノード変位の出力と同じですが、有効桁が1桁多いので、より詳細が値を出力できます。

プレート要素の面外せん断応力の表示(23.2-10)

ポスト処理のプレート要素の応力出力(コンター図・応力値)の表示画面において、プレート(シェル)要素の全体座標系方向のせん断応力を表示できるようになりました。コンター図の出力と応力値表示のどちらもGlobal Shear Stressで表示します。

出力ファイル検証ツール(23.2-11)

インストールしたSTAAD.Proが正常に動作しているか確認するために、検証用データを実行して、予め用意されているベンチマークとの比較結果を表示することが可能です。この機能を使うためには、STAAD Nuclear QA&Rライセンスが必要です。

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