新機能紹介
STAAD.Pro 2023 23.00.00.345の主な新機能
レポート機能の刷新（23.0-1）
レポート出力機能は、全く新しいレポート出力機能に刷新されました。より詳細な設定が可能になり、フォーマットも洗練されたものに変更され、Microsoft Wordだけではなく、ExcelやPDFファイルへの出力が可能です。画面左側のワークフローから選択します。
新しい断面データベースの追加（23.0-2）
新しい断面データベースが追加されました。ユーザ自身がカスタムした断面データベースが追加し易くなりました。新しい断面データベースはStandard（標準）ボタン、従来のデータベースはLegacy（レガシ）ボタンからアクセスできます。
Enclosed Zone（エンクローズドゾーン）荷重の追加（23.0-3）
新しい荷重タイプとしてEnclosed Zone（エンクローズドゾーン）荷重が追加されました。Floor荷重に似て載荷面を指定してビーム荷重を生成しますが、載荷領域はノード番号で指定して、各ビーム荷重生成のための領域で無視する部材や荷重を生成しない部材を選択でき、より詳細な設定が可能です。
ADINA形式ファイルのエクスポート機能の追加（23.0-4）
STAAD.Proでは対応していない解析を実行するために、ADINA形式の拡張子*.inファイルをエクスポートする機能が追加されました。File > Import/Exportより選択可能です。エクスポート時に座標系の変換のためのオプションを選択することができます。
中国規格のための耐震性能設計（23.0-5）
GB50017-2017（Ch. 17）コードに従った鋼構造物のSeismic Performance Design（耐震性能設計）が利用可能になりました。Chinese Steel Designモードにおいて、Chinese Steel DesignタブのDesignグループにある General DesignモードとPerformance Designモードが選択できます。
