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詳細STAAD.Pro:骨組構造解析・設計支援システム

新機能紹介

STAAD.Pro CONNECT Edition V22 Update10 22.10.00.153の主な新機能

一般新機能

自動リカバリの機能強化(RR 22.10.00-1.1)

予期しないアプリケーション終了から作成中のモデルデータを保護する機能が強化されました。STDファイルを開いたときと保存したときにバックアップファイルが作成されます。また、データフォルダとユーザフォルダにZIPファイルとしてバックアップが作成されます。

プリ・プロセッサーの新機能

RAM SBeamを使用したメンバーの設計(RR 22.10.00-2.1)

Physical Modelerモデルの部材をRAM SBeamへエクスポートして、単スパンの合成・非合成の梁として設計することができます。手順はPhysical Modelerで部材を選択して、リボンメニューのDesignタブ > Exportグループ > RAM SBeamを選択します。

サーフェスの厚さ変化(RR 22.10.00-2.2)

Physical Modelerでサーフェス内での厚さの変化を入力することができます。サーフェスを選択後に、リボンメニューのSurfaceタブ > Propertiesグループ > Thicknessで表示されるAssign Surface ThicknessダイアログのTypeでVariableを選択します。

テーパー壁付きモジュラータンク(RR 22.10.00-2.3)

Physical ModelerのStructure WizardタンクモジュールのTemplatesパネルでModular Tank Taperedを選択することでテーパー壁付きのモジュラータンクをモデリングできるようになりました。この機能には、STAAD.Proの保守ユーザ様に提供されるStructural SELECT Entitlementsライセンスが必要です。

中国コード2021版に従った自動荷重組合せ(RR 22.10.00-2.4)

中国のGB55002-2021コードに基づく荷重の組合せが、自動荷重の組合せジェネレーターに追加されました。CodeでGB55002-2021を選択すると共に、CategoryにてUltimate Load CombinationもしくはService Load Combinationを選択します。

解析/設計の新機能

EC3に従ったテーパー部材の設計(RR 22.10.00-3.1)

EN 1993-1-1:2005に従ったテーパー部材の設計を行うことができます。テーパーI断面、テーパーチューブ、テーパーパイプの断面プロファイルに対応しています。テーパーI断面の設計で使用するために、新しい設計パラメータHGTが追加され、LYとEFTも関連した設計パラメータです。

AISC360-16のシングルアングルメンバー(RR 22.10.00-3.2)

AISC 360-16に準拠したシングルアングルの圧縮の部材の設計について、Section E5に従った詳細な設定を新しい設計パラメータによりできるようになりました。E5PパラメータによりE5の(1)~(3)を満たしているか設定できます。E5(4)と(5)はプログラムが評価します。IMMパラメータによりCl.E5(a)か(b)のどちらを適用するか設定できます。

中国コードに従った応答スペクトル解析の機能強化(RR 22.10.00-3.2)

GB50011 2010コードに従った応答スペクトルは、荷重のねじれ効果を考慮するようになりました。プログラムは偏心によって発生する層せん断から生成した荷重ベクトルの静的解析結果変位を応答スペクトル解析の各モードの変位に代数的に足し合せます。この機能はGB50011-2010のCl.5.2.3に準拠していないことに注意してください。

ポスト・プロセッサーの新機能

中国の鋼構造設計ワークフローの一般断面の設計(RR 22.10.00-4.1)

Analytical Modelingで入力したユーザ定義のGeneral断面とプロパティ入力画面のDefineボタンで定義するGeneral断面について、Chinese Steel DesignワークフローのGeneral Sectionダイアログにて断面タイプや寸法を入力して、設計することできます。断面タイプはI Section、Box、CrossedH、CrossedP1、CrossedP2、Lattice 1、Lattice 2、EnhancedHから選択します。

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