一般新機能

ProjectWise 365 互換性（RR 22.08.00-1.1）

STAAD.Proは、BentleyのProjectWise 365 プロジェクトに対応した製品と互換性があります。

プリ・プロセッサーの新機能

IS-875（Part 3）：2015に準拠したインドの風荷重計算（RR 22.08.00-2.1）

インドのIS-875（Part 3）：2015に従った風荷重の高さと強度の値を計算できます。Add New：Wind DefinitionsダイアログでCodeとしてIS 875（Part 3）2015を選択します。荷重は構造物の最低点ではなく、Y座標がゼロに基づくなど幾つか制限があります。

中国の風荷重計算機の機能強化（RR 22.08.00-2.2）

中国のGB 50009 2012コードに従った風荷重の定義と計算機能にいくつかの機能拡張が行われました。プログラムは、煙突などの円形断面の構造物に対応できるようになりました。形状係数を定義するときに、構造面を識別する方法も改善されました。

段付き壁モジュラータンク（RR 22.08.00-2.3）

STAAD.Pro Physical ModelerのStructure Wizardタンクモジュールは、階段状の壁をモデリングできるようになりました。この機能には、STAAD.Proの保守ユーザ様に提供されるStructural SELECT Entitlementsライセンスが必要です。

STAAD.Pro Physical Modelerでのグループ管理（RR 22.08.00-2.4）

STAAD.Pro Physical Modelerで、選択範囲からグループを作成するときに、グループに含めるオブジェクトタイプを選択できるようになりました。STAAD.Pro Physical Modelerで作成したグループはSTAAD.Proの解析データとして入力ファイルに転送されます。

中国の自動荷重の組み合わせの機能強化（RR 22.08.00-2.5）

中国コードGB 50009-2012に従った荷重ケースの組み合わせは、ultimate load combination（ULC）とservice load combination（SLC）のカテゴリに分類されています。このカテゴリはAuto Load CombinationダイアログのSelect Load Combination Categoryドロップダウンリストの選択肢の名称の頭に付けられています。

解析／設計の新機能

CSA S16 2019に従った鋼構造設計（RR 22.08.00-3.1）

カナダのCSA S16 2019コードに準拠した熱間圧延鋼部材の設計が追加されました。CODE CANADIANコマンドのみ入力するとデフォルトの2019 Editionで実行され、2014のときはCODE CANADIAN 2014、2009のときはCODE CANADIAN 2009とする必要があります。

ポスト・プロセッサーの新機能

RAM Connectionワークフローの更新（RR 22.08.00-4.1）

Connection Designワークフローにバンドルされている接合部設計ソフトRAM ConnectionがCONNECT Edition V13.5 Update5にバージョンアップしました。
この機能を使うためには、RAM Connectionライセンスが必要です。

プレート応力エンベロープ（RR 22.08.00-4.2）

ポスト処理ワークフローで、プレート中心応力またはプレートコーナー応力のテーブルにおいてプレート応力のエンベロープを表示できるようになりました。また、DiagramsダイアログのPlate Stress ContourタブのLoad CaseでEnvelopeを選択することができるようになりました。エンベロープでは選択した荷重ケースの中で最大もしくは最小の値を表示します。

中国鋼構造設計のためのカスタム材料定義（RR 22.08.00-4.3）

GB50017-2017の表4.4.1にある鋼材はデフォルト値として内蔵していますが、任意の材料の鋼材を使用したときに、Chinese Steel DesignワークフローのMaterial Parameterダイアログにて中国鋼構造設計で使用できる任意の材料を作成できます。追加する任意の材料では１つの材料名に最大厚ごとに複数の強度を設定できます。

中国鋼構造設計における複数パラメータの結果（RR 22.08.00-4.4）

Chinese Steel DesignワークフローのConfigure Solutionダイアログで、ソリューションセットを作成し、入力済みの設計パラメータから計算に使用するものを選択することでできるので、設計条件を素早く変更して比較が可能になりました。