新機能紹介
STAAD.Pro CONNECT Edition V22 Update4 22.04.00.40の主な新機能
一般新機能
ワークフローナビゲーションボタン(RR 22.04.00-1.1)
ワークフローページまたはリボンタブを選択したときに、元のページに戻りたい場合はBackツールを使用できます。また、一度戻った後にその操作を取り消す場合にForwardツールを使用することができるようになりました。
ワークフロー表示のカスタマイズ(RR 22.04.00-1.2)
画面左側のワークフローについて、表示・非表示を選択できるようになりました。Application ConfigurationダイアログのWorkflowsタブにて、非表示にしたいワークフローのチェックを外します。デフォルトにリセットするには、Workflow Modesオプションをチェックします。
復元ポイントの比較(RR 22.04.00-1.3)
現在のモデルと以前作成したRestore Point(復元ポイント)を比較することできます。また、Restore Point(復元ポイント)同士を比較することも可能です。双方のテキストデータが表示され、異なる部分に色が付いて表示されます。
最近開いたファイルリストから存在しないデータを削除(RR 22.04.00-1.4)
Open画面の最近開いたファイルリストから既に削除されて存在しないファイル名を1つまたは全消去することができるようになりました。
プリ・プロセッサーの新機能
フィジカルモデラーの移動ツール(RR 22.04.00-2.1)
Physical Modelerに、モデルの選択した部分を移動するためのMove(移動)ツールが追加されました。このツールには、要素の接続を維持するオプションも含まれているため、移動した部分と移動していない部分の間の接続をそのまま保つこともできます。
フィジカルモデラーのリファレンスラインサポート(RR 22.04.00-2.2)
Physical Modelerに、任意のReference Line(リファレンスライン)に沿って直線のサポートをモデル化できるようになりました。6自由度に対して拘束かバネ支持を指定可能です。
解析/設計の新機能
アドバンスドソルバーへの統合(RR 22.04.00-3.1)
ベーシックシルバーはアドバンスドソルバーに統合されました。このため、旧バージョンではベーシックソルバーで実行されていたデータは、このバージョンではSTAAD.Proライセンスにてアドバンスドソルバーで実行されます。旧バージョンでアドバンスドソルバーが必須であった解析ではSTAAD.Pro Advancedライセンスが必要です。
AISI S100-16 冷間成形鋼設計(RR 22.04.00-3.2)
AISI S100コード「North American Specification for the Design of Cold-Formed Steel Structural Members」に基づいた冷間成形鋼材設計に2016年版が追加されました。AISI設計コードの1996年版は非推奨になりました。
IS 1893 2015 Part 4 静的地震荷重(RR 22.04.00-3.3)
「IS 1893 2015(Part 4)Industrial Structures Including Stack-Like Structures」に基づいた静的地震荷重を生成する機能が追加されました。
IS 1893 2015 Part 4 応答スペクトル荷重(RR 22.04.00-3.4)
「IS 1893 2015(Part 4)Industrial Structures Including Stack-Like Structures」に基づいた応答スペクトル荷重を生成する機能が追加されました。
Eurocode 3 ベルギー NA 2018に更新(RR 22.04.00-3.5)
Eurocode 3もしくはEN1993-1-1:2005で使うベルギーNational Annexが「National Annex to Standard NBN-EN 1993-1-1 ANB: 2018」に基づいた2018年版に更新されました。
SP 16.13330.2017 鋼設計(RR 22.04.00-3.6)
ロシアのコード(SP 16.13330.2017 Steel Structures)に基づいた鋼構造設計の機能が追加されました。
このバージョンで追加された機能はテクニカルプレビュー版です。通常の品質管理プロセスが行われていないため、レビューのみとする必要があります。
ポスト・プロセッサーの新機能
コネクションタグのRAM Connectionテンプレート(RR 22.04.00-4.1)
コネクションタグのXML構造に新しいエレメントが追加され、コネクションタグタイプをRAM Connectionテンプレートに関連付けることができるようになりました。
Steel AutoDrafterの各種コンクリート用断面対応(RR 22.04.00-4.2)
Steel AutoDrafterワークフローは、コンクリート断面用のPrismatic断面として定義された断面に対応しました。Circle、Rectangle、Tee、Trapezoidal、General、Tapered I、Tapered Tubeに対応しています。