新機能紹介
STAAD.Pro CONNECT Edition 21.00.00.57の主な新機能
一般新機能
新ユーザインターフェース (RR 21.00.00-1.1)
リボンメニュー
画面上部のメニューとツールバーは、Microsoft Officeのようなリボンメニューに更新されました。
ワークフローパネル
V8iでメイン画面左側にあったページコントロールは、更新されてメイン画面の上部に移動しました。
メイン画面上部にあったモードタブは、そのままメイン画面の左側に移動しました。
CONNECT Advisorの追加 (RR 21.00.00-1.2)
1つの検索窓より、Bentleyのコミュニティ・学習用サーバー・YouTube・プロダクトヘルプをまとめて検索できる機能が追加されました。情報収集の手間と時間の短縮・生産性向上が期待できます。
64ビット解析エンジン (RR 21.00.00-1.3)
解析と設計のためのエンジンは、64ビットソルバーになりました。これにより、これまでより大きなモデルと多くの荷重ケースを持つデータの解析ができるようになりました。また、解析時間も短縮されています。
Webヘルプ (RR 21.00.00-1.4)
ヘルプはhtmlファイル形式となり、マシンで設定されているデフォルトのブラウザでヘルプを開きます。また、章立ても若干変わり、整理されました。
STAAD.Pro Script Editorの新インターフェース (RR 21.00.00-1.5)
以前より、入力データや計算結果を使用して独自の処理を行うために、マクロを作成・実行することができましたが、マクロを編集するためのエディタがSTAAD.Pro本体と同様にリボンメニューをベースとしたインターフェースに更新されました。
プリ・プロセッサーの新機能
Physical Modelerの追加 (RR 21.00.00-2.1)
フィジカルモデリングの概念を使用した新しいモデル作成用のインターフェースが追加されました。
これを使用してモデル形状・プロパティ・拘束条件・荷重などの作成が行えます。モデルはSTAAD.Proのモデルに変換して、今まで通りに作成したモデルと同様に計算の実行が行えます。
NBCC 2010地震荷重生成機能の追加 (RR 21.00.00-2.2)
カナダのNational Building Codeの2010エディションに基づいた地震荷重の生成機能が追加されました。静的地震荷重の生成と応答スペクトルの生成の2つに対応しています。
このバージョンで追加された機能はテクニカルプレビュー版で、次のバージョン21.00.01.12で正規の機能として追加されています。
解析/設計の新機能
NZS3404:1997鋼構造設計の追加 (RR 21.00.00-3.1)
ニュージーランドのNZS3404: 1997(New Zealand Standard for Steel StructuresのParts 1 & 2)に従った鋼構造設計機能が追加されました。この機能には改訂1 & 2が含まれています。
ACI 318-14鉄筋コンクリート設計の追加 (RR 21.00.00-3.2)
米国のACI 318-14(Building Code Requirements for Structural Concrete)に従った鉄筋コンクリート設計機能が追加されました。
このバージョンで追加された機能はテクニカルプレビュー版で、後のバージョン21.00.02.30で正規の機能として追加されています。
ポスト・プロセッサーの新機能
RAM Connectionバージョンアップ (RR 21.00.00-4.1)
STAAD.ProのConnection Designモードにバンドルされている接合部設計ソフトRAM ConnectionがCONNECT Edition Update 1にバージョンアップしました。
この機能を使うためには、RAM Connectionライセンスが必要です。