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最新号
【Functional Mock-up Interface、航空宇宙材料開発、待ち行列と大学入試】
【CTCサイエンス通信】2023年5月号

今月号は、「Functional Mock-up Interface」、「航空宇宙材料開発」、「待ち行列と大学入試」のコラムを紹介いたします。ぜひご覧ください。

皆様のご意見、お待ちしております。以下のリンクからぜひアンケートにお答えください!

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2023年5月31日 編集委員

目次

  1. トピック
  2. 近日開催のイベント・セミナー情報
  3. 技術コラム
    【Functional Mock-up Interface、航空宇宙材料開発、待ち行列と大学入試】

トピック

課題をシミュレーションで解決へ導く情報サイト Trans Simulationサイト 新着情報のお知らせ!

科学システム本部

トランスシミュレーションでは、「事業や産業の領域を超えて、データを掛け合わせる」、「AI、シミュレーション、IoTなど、テクノロジーのジャンルにとらわれずに組み合わせる」など、目的や課題に合わせて、より自由なカタチで最適解を目指すのが「トランスシミュレーション」です。
弊社では、随時Trans Simulation最新事例をご紹介していきます。

!新着記事!
  • モデルベース開発(MBD)とは? 求められる背景とメリット、課題を解説
    近年、自動車業界を中心に、医療機器業界や産業用ロボット業界など、さまざまな業界で“モデルベース開発”(MBD:Model Based Development)が活用されています。
    製造業に携わる担当者のなかには、「モデルベース開発では具体的にどのようなことを行うのか」「モデルベース開発のメリットを知りたい」とお考えの方もいるのではないでしょうか。
    この記事では、モデルベース開発の概要をはじめ、導入のメリットや課題を解説します。・・・
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    詳細はこちら!
    https://x-simulation.jp/blog/13

  • サロゲートモデルとは? シミュレーション×AIで業務改善を実現!
    先述したとおり、CAEには計算に時間がかかるという課題があります。この課題を解決する方法として、サロゲートモデルの活用が挙げられます。
    サロゲートモデルは、必要な入力情報を与えると瞬時に結果を出すことができるため、特に設計者CAE(※1)を導入する現場での活用が期待されています。
    設計者CAEは、“専任者CAE”(※2)とよばれる従来の手法と異なり、設計担当者自身がシミュレーションを行うことで、業務効率化を実現します。加えて、サロゲートモデルを用いることで、さらなる業務効率化が期待できます。・・・
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    詳細はこちら!
    hhttps://x-simulation.jp/blog/14

  • HPCとは? オンプレミスとクラウドの活用方法とともに解説
    研究関連のニュースで“スーパーコンピュータ”という名称を耳にしたことはありませんか。
    スーパーコンピュータはHPC(High Performance Computing:ハイ・パフォーマンス・コンピューティング)の一種で、膨大なデータを基に複雑な計算を行えるシステムです。
    スーパーコンピュータをはじめとするHPCに対して、「特定の研究分野で使うもの」というイメージをお持ちの方もいるのではないでしょうか。HPCは、次世代のシステムとして、さまざまな分野で活用されています。
    本記事では、HPCの用途や活用方法など、基礎的な知識について解説します。・・・
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    詳細はこちら!
    https://x-simulation.jp/blog/15

  • 数理最適化の活用で改善できる5つの課題
    多くの企業で、事業の達成度や業務効率化などの指標として、デジタル技術を活用した目標の数値化を行っているなか、近年“数理最適化”の活用も注目されています。
    数値最適化は、小売り・産業オートメーション・飲食料・石油化学・半導体・自動車など、幅広い分野で活用されていますが、「数値最適化についてよく知らない」「自社の課題を改善できるか知りたい」という方もいるのではないでしょうか。
    本記事では、数理最適化の概要を押さえつつ、改善できる課題について解説します。
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    詳細はこちら!
    https://x-simulation.jp/blog/23

Trans Simulation サイトはこちら
https://x-simulation.jp/

Trans Simulation 最新事例一覧はこちら
https://x-simulation.jp/blog

近日開催のイベント・セミナー情報

マテリアルDXウェビナー「アルミ合金の研究開発から実用化までを加速」

日程
2023年6月21日(水)15:00~16:00
費用
無料(事前WEB登録制)
主催
伊藤忠テクノソリューションズ株式会社
概要
DX(デジタルトランスフォーメーション)は様々な産業分野で浸透し、マテリアル分野でもDX推進による材料開発の加速化・効率化などの変革が求められています。
"DX"という言葉が浸透するよりも前から、QuesTekでは"ICME"に基づくマテリアルコンサルティングサービスを提供してきました。ICMEは実験・計算などの種々のデータと、物理ベースの計算モデル、計算工学・ITを活用して材料開発を行うコンセプトです。民間企業でICME技術を駆使するコンサルティング会社としては、世界で最も実績があります。QuesTekにはアルミ合金に対して、トレードオフの関係にある高強度化と応力腐食割れ性改善を同時に達成する技術実績があります。ウェビナーでは、アルミ合金に対する材料設計のアプローチからモデリング、使用する各種データベース・計算モデル、そしてスケールアップから実用化に至るまでのメソッドを紹介します。
既にQuesTek材料設計の概略をご存じの皆様につきましても、最近の開発事例や、QuesTekの開発で実用化したアルミ合金など、新しい情報を提供させていただきます。
お問合せ先
questek@ctc-g.co.jp
申込
https://ctc-g.zoom.us/webinar/register/WN_3gYdGQwZTmOYyTktaH_aVw

技術コラム
【Functional Mock-up Interface、航空宇宙材料開発、待ち行列と大学入試】

【熱流体】

「油圧モータによる掘削に対するFMIを用いた連成シミュレーション」

科学ビジネス企画推進部 プロダクトサービス第2課 小山 敦久

技術の進展によりものづくりで考慮すべき要素が拡大、複雑化し、一つの物理現象だけでなく、複数の物理現象が相互作用するシステムのシミュレーションが求められるようになってきました。そこで必要となるのが異なる物理現象のシミュレーションを結合した連成解析です。このコラムでは、異なるシミュレーションツールを接続するための規格であるFunctional Mock-up Interface(FMI)を用いた連成解析の基礎知識とFMIの利用例として油圧モータとドリルによる掘削についてご紹介します。・・・

油圧モータとドリルのシミュレーションモデル

油圧モータとドリルのシミュレーションモデル

続きはこちら↓
https://www.engineering-eye.com/rpt/column/2023/0531_thermal-fluid.html

【マテリアルデザイン】

「航空宇宙産業向け金属材料開発のためのデータベース開発」

材料・CAEビジネス推進部 瀬川 正仁

高機能な材料開発を効率的に実施するために、シミュレーションによる予測が有用とされています。シミュレーションにより実験回数を削減することで、開発期間を短縮し、コストを削減可能となるほか、実験で得られないような新しい指針を得ることも期待できます。このシミュレーションによる予測や評価を高精度に実施するためには、計算モデルだけでなくパラメータや物性値が重要といえます。特に合金開発においては、CALPHAD (Calculation of Phase Diagrams)と呼ばれる手法による、合金の特性に大きく影響する安定な相や組成の情報といった熱力学特性の取得が活用されています。・・・

添加元素量と固相線・液相線温度の関係

続きはこちら↓
https://www.engineering-eye.com/rpt/column/2023/0531_material.html

【AI・OR・最適化】

「待ち行列シミュレーションが大学入学共通テストに出題される可能性」

科学ビジネス企画推進部 プロダクトサービス第2課 綛 宜史

2022年12月に公開された大学入学共通テストの「情報I」の試作問題に、「待ち行列シミュレーション」に関する問題が出題されました。「情報I」は2022年4月から高等学校教育の必修科目となっており、2025年1月の大学入学共通テストから新規科目として追加され、国立大学ではほぼ受験必須科目となる見込みです。本稿では、待ち行列シミュレーションが実際の大学入学共通テストで出題される可能性について考察します。・・・

WITNESSシミュレーション実行画面(3D)

WITNESSシミュレーション実行画面(3D)

続きはこちら↓
https://www.engineering-eye.com/rpt/column/2023/0531_ai-or-optimisation.html

本メールマガジンに関するご質問・お問い合わせ先

CTCサイエンス通信2023年5月号

2023年5月31日発行
伊藤忠テクノソリューションズ株式会社
エンタープライズ事業グループ 科学システム本部 科学ビジネス企画推進部
住所:〒105-6950 東京都港区虎ノ門4-1-1 神谷町トラストタワー
E-mail:science_info@ctc-g.co.jp
https://www.engineering-eye.com/