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特徴LVision:在庫レイアウト決定支援ソフトウェア

自動レイアウト生成機能

LVisionの最大の特徴は、搬送経路をレイアウト計算要素に組み込んでいることです。在庫品の荷姿寸法および数量を入力し、配置するエリア(ストレージ)を図面に描画すると、エリア上に在庫レイアウトを自動生成することができます。さらに、図面上に搬出入口および通路を設定すれば、搬出入口から在庫置場までの搬送経路をレイアウトに考慮できるようになります。したがってLVisionでは、収納率と搬送コストを考慮して自動的にレイアウトを作成することができます。
収納率と搬送コストのバランスは変更できるため、収納率重視のレイアウトや搬送コスト重視のレイアウトを作成することが可能です。
また、柱などの障害物がストレージ内に存在する場合、障害物を避けてレイアウトを生成します。
※自動レイアウト計算には制約論理プログラミング言語CHIPの技術を用いています。

ドラッグ&ドロップによるマニュアル配置機能

マウスで在庫置場をドラッグしてストレージ上にドロップする操作で、在庫置き場を簡単に配置することができます。LVisionはドロップ時に在庫置場の寸法を計算し、在庫置場とストレージの位置を自動的に合わせます。CAD・描画ソフト・表計算ソフトなどによるレイアウト作成に比べて位置や寸法の数値入力を必要としないため、大幅に作業工数を短縮できます。
ドラッグ中の在庫置場の寸法は、図面移動中にストレージの奥行きや高さに合わせてダイナミックに換わるため、適切な在庫位置をすぐに見つけることができます。

経路表示

搬出入口から在庫置場までの搬送経路を図面上に表示することができます。また、最短巡回経路計算機能を使用すれば、ピッキングリストの最短ピッキング経路を図面上に表示したり、巡回距離を確認したりすることができます。
※最短経路計算には制約論理プログラミング言語CHIPの技術を用いています。

巡回経路 Enter02からすべての在庫置場(ピンク色の場所)を巡回する経路

レイアウト評価・比較機能

LVisionには収納率や搬送コストに関するさまざまな評価指標が用意されており、生成されたレイアウトを定量的に評価することができます。また、マニュアル操作でレイアウトを変更した結果に対するレイアウト違反を検出する診断機能を備えています。
作成したレイアウトを評価指標や違反に基づいて色分けできるため、図面を見て良し悪しを判断することができ、レイアウトの修正も効率よく行うことができます。
また、変更前と変更後の2つのレイアウトについて、評価指標の差異を一覧表示したり、変更後の図面上で変更前の在庫置場の位置を図面上で確認したりすることが可能です。

色分け 色分け表示(収納率別)

在庫位置検索

品目一覧から図面上の位置を知りたい品目をダブルクリックすると、在庫置場を図面中央にフォーカスするので、簡単に検索できます。

新規設計から月々の管理までを想定

新たに工場や倉庫を設計する場合では、おおまかな在庫置場面積を知りたい場合があります。LVisionでは、在庫品データのみを登録すれば空き地に仮レイアウトを生成することができるため、設計初期の段階で在庫置場面積を見積もることができます。
月々の運用では、在庫変動にともないレイアウトの見直しを行わなければならない場合があります。LVisionで在庫品データを取り込めば、空間過不足を判定して色分けされるため、変更しなければならない場所も容易に判別することができます。


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