Sample 4 - 検証例題:半無限地盤の地震動解析
 | | 点震源モデルの検証解析として、半無限モデルを用いた解析を紹介致します。
表1の3つの点震源を半無限モデル内に導入します。また、各々の点震源に対して表中に示された位置における波形を評価します。 |
速度 |
Vs=2,300m/s |
密度 |
1,800kg/m3 |
Vp=4,000m/s |
震源名 |
震源パラメータ |
観測位置 |
Strike |
Dip |
Rake |
Vertical |
Radical |
Tangential |
DD |
0° |
45° |
90° |
45° |
45° |
なし |
DS |
90° |
90° |
90° |
0° |
0° |
90° |
SS |
0° |
90° |
0° |
45° |
45° |
0° |
震源の解析結果
各震源解析の観測点における速度波形を差分法の結果と比較したものを示します。結果は良く一致しており、DD、DS、SS震源共に解析が正しく実行されていることが分かります。
DD震源解析結果
DS震源解析結果
SS震源解析結果
地殻変動解析結果
GeoWAVEでは、地殻変動解析も行うことが可能です。ここでは、DD、DS、SSの3種類の震源に対しての地殻変動をOkada modelの理論解と比較して正確な解が得られることを確認しています。
地表面変位絶対値分布図
参考文献;
Koketsu and Ikegami, fineite-element simulation of seismic wave propagation with a voxel grid, International ACES Meeting (2002)