配管周方向き裂の疲労進展
- 文献[3]の配管亀裂進展試験をFINAS/CRACKでトレース解析
- 3) H.Nakamura et al.: Fatigue Crack Growth under Residual Stress Field in Low-Carbon Steel, Nuclear Engineering and Design, 94, 1986.
- 炭素鋼ST410配管、250A/sch120(OD=265.2mm, t=19mm)
- 初期亀裂:内壁周方向、半楕円亀裂
- 荷重：
- 繰り返し荷重：引張σmax= 137MPa ，応力比R=0.05
- 残留応力：なし、内面引張、内面圧縮の3ケース
- 本システムによる進展結果は、試験結果とおおよそ一致している。
疲労試験結果 （文献[3]のFig.3より転載）（上）と本システムの解析結果（下）（残留応力なし）
配管周方向き裂試験体の進展履歴（残留応力なし）（試験結果：文献[3]より引用）
疲労試験結果 （文献[3]のFig.6より転載）（上）と本システムの解析結果（下）（内壁引張残留応力）
配管周方向き裂試験体の進展履歴（内壁引張残留応力）（試験結果：文献[3]より引用） 
疲労試験結果 （文献[3]のFig.7より転載）（上）と本システムの解析結果（下）（内壁圧縮残留応力）
配管周方向き裂試験体（貫通亀裂の応力分布）
