HOME > プロダクト一覧 > WITNESS > サンプル&事例紹介

サンプル&事例紹介WITNESS:生産・物流・プロセスシミュレーションソフトウェア

国内事例

製造分野

新規設備投資時や、既存設備改良を行うためのオペレーション変更時の事前検証のために、WITNESSが数多くご使用いただいております。

製造業におけるAVG投資の検討:生産・物流・プロセスシミュレーションソフトウェア WITNESSAGV投資の検討
工場内の自動搬送設備の投資検討を実施し、その結果、改善プランの効果の検証のみならず、新たな問題点の発見が可能になりました。
工場内の自動搬送設備の投資検討:生産・物流・プロセスシミュレーションソフトウェア WITNESS自動車生産ライン艤装工程のシミュレーション
国内大手自動車会社での活用事例を掲載。シミュレーションの活用により、仕様検討および問題点の把握が可能になりました。

物流分野

工場や物流センターの物流システム設計・改良時に多く利用されています。製品・部品の最適在庫量や、輸送・搬送手段(設備の種類・数量・タイミング)を決定するためにWITNESSが利用されています。

ミルクランでの物流効率の検討
例えば、ひとつの自動車を製造するためには、数十社の部品メーカーからの部品調達が必要になります。日本では一般的にかんばん方式で部品メーカーに工場へ納品させる方式が一般的ですが、ミルクランはその逆転の発想で、自動車会社が、決められたルートで部品メーカーを周って部品を集めるという方式です。

ミルクランの利点として、
  • 納品量の少ない部品メーカーの貨物をまとめることで積載効率が上がる。
  • 部品在庫を極力持たないことになるため、リスクが少なく管理コストも削減できる。
  • 納入のトラックの台数を削減することができるためコスト削減、工場周辺の渋滞緩和、環境負荷軽減に効果がある。

ただ、いいことばかりではなく、部品メーカーが離れた場所に点在している場合、あるいは一回の輸送量が大きい場合には向いていません。

上記のどちらの方式を採用すればいいかといった比較検討時に、WITNESSをお使いいただけます。
物流分野における通常の部品調達イメージ:生産・物流・プロセスシミュレーションソフトウェア WITNESS各部品メーカーがそれぞれトラックを走らせていると、積載率も悪くコストが高くつきます。
ミルクラン方式による部品調達イメージ:生産・物流・プロセスシミュレーションソフトウェア WITNESS牛乳配達にヒントを得たミルクラン方式では、E社のトラックで各部品メーカーから部品を回収するため効率的です。

複数の門型クレーンの取合いを模擬したシミュレーション:生産・物流・プロセスシミュレーションソフトウェア WITNESSクレーンの取合い

複数の門型クレーンの取合い問題をシミュレーションすることができます。クレーン台数が1台又は2台の場合は、スプレッドシート等を用いて検討する事が出来るかもしれませんが、3台の干渉を考慮した検討は非常に複雑になります。

このモデルは、レール全長、クレーンサイズ、クレーン台数、荷積・荷降位置、速度、運用方法等の主要な設計項目をパラメータとして設定する事が出来ます。

予め用意されたExcelBookに、各種実行パラメータを入力・設定します。
このモデルでは、クレーンの干渉時の退避ロジックを「状態優先」と「要求優先」の2通りから選択することができます。
例えば以下のような状況を想定しています。

  • クレーン1が荷物を積載中で、「E地点」のへ移動中。
  • クレーン2が荷物を受け取りに「A地点」の移動中。
  • 搬送要求の優先度はクレーン2の方が高い

この様な状況で、退避ロジックが「状態優先」の場合はクレーン2が退避します。退避ロジックが「要求優先」の場合はクレーン1が退避します。「状態優先」の状態と優先度は以下の様に定義されています。

優先度高い ← 運搬中 要求移動 回送移動 退避移動 → 優先度低い

クレーンの状態をグラフで表示:生産・物流・プロセスシミュレーションソフトウェア WITNESS

また、クレーンの状態を時系列の状態変化・座標変化のグラフで表示する事も可能です。どのクレーンがどういった状態が多いのか、当初想定していた動きとの差異も見つけやすくなっています。

カート式配送センター 物流システムのモデリング画面:生産・物流・プロセスシミュレーションソフトウェア WITNESSカート式配送センター
WITNESSを用いた物流システムのモデリングの1例を紹介します。日用品大手メーカーA社様向けに開発された大規模・詳細な庫内物流モデルを、A社様のご協力でご提供いただき、簡略化した上でご紹介しています。

サービス分野

サービス業における、人員配置検討、サービスレベルの評価、改善にもWITNESSは利用されています。コールセンター、病院、外食、等様々の分野における導入実績があります。

コールセンターシミュレーション画面:生産・物流・プロセスシミュレーションソフトウェア WITNESSコールセンター
要員スキル、人数、シフト等、様々なパラメータを考慮した場合、顧客の満足するサービスレベルをクリアできるのか?クリアするための配置は?シミュレーションを使い検討することが解決の近道です。

金融分野

待ち行列の予想は古典的なシミュレーションのテーマであるにも関わらず、この分野での応用は意外と少ないのではないでしょうか。どのようにシミュレーション活用し、改善に繋げていくのか?。 弊社ではシミュレーションと最適化を利用したトータルな改善方法のご提案をさせて頂いております。

金融業における窓口業務シミュレーション画面:生産・物流・プロセスシミュレーションソフトウェア WITNESS窓口シミュレーション
弊社ではWITNESS上に貴社に適した窓口業務シミュレーションモデルを構築し、支店の要件から顧客待ち行列/待ち時間および行員の稼動状況などを計算・分析する 「窓口業務シミュレーションサービス」をご提供しております。

交通分野

交通計画時のミクロシミュレーション及びマクロシミュレーションに、WITNESSが活用されております。

空港面の管制運用シミュレーション画面:生産・物流・プロセスシミュレーションソフトウェア WITNESS空港面運用計画の検討
空港面の管制運用について、スポットの運用とあわせたシミュレーションを実施し、視覚的統計的評価と、問題点の把握が可能になりました。

その他

WITNESSは、幅広い分野の問題に対して、時間軸に沿ったダイナミックな挙動を検討できます。

  • e-ビジネス等の業務革新
  • 病院の設備や医療スタッフの効率的な配置・運用
  • 介護保険施設の効率的な設計および運営
  • 保険請求受付業務の効率化

等をはじめとする幅広い分野への適用が可能です。