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最新号
【切削最適化、均質化理論、マルチスケール、リダクション】
【新解析クラブ】 2018年4月号

本号は、切削最適化、均質化理論、マルチスケール、リダクションをキーワードに技術コラムをお届けします。

今年は一息つく暇もなく、あっという間に桜も散りつつありますね。新年度は、あわただしく始まりましたが、皆様はいかがでしょうか。
私は近所の新宿御苑にお花見に行ってきました。新宿御苑は、アルコール禁止なので、静かにお花見を楽しむことができました。また、桜も様々な種類がありソメイヨシノが終わった後でも八重桜が見頃になるとのことで、まだまだ楽しめますよ。
この季節、何かと変化が激しく、疲れもたまる頃でもあります。

一息ついて散策などいかがでしょうか。

2018年4月13日 編集委員

目次

  1. 近日開催のイベント・セミナー情報
  2. 技術コラム【切削最適化、均質化理論、マルチスケール、リダクション】
  3. CTCエンジニアの活動と予定

近日開催のイベント・セミナー情報

インターモールド2018 OSG切削加工技術セミナー

会場
インテックス大阪
〒559-0034 大阪市住之江区南港北1-5-102
会議棟 5号館2階【会議室A・B】
日程
2018年4月20日(金)・21日(土)(受付開始 12:00~)
主催
オーエスジー株式会社
費用
無料(事前登録制)
定員
各日先着25名(定員になり次第、締切とさせて頂きます)
概要
加工技術に携わっている方を対象に最新のITソリューションを用いた加工最適化方法についてご紹介いたします。
オーエスジー株式会社(OSG)から最適工具・切削条件の選定方法に関する課題と攻略方法の事例や切削条件算出ソフトKC-TOOLを用いた加工ノウハウ構築に関する話題をご紹介いたします。
株式会社電通国際情報サービス(ISID)からはシーメンスNX CAM最新情報や、NX CAM統合加工ソリューションiMachining for NXによる工具負荷制御切削の特徴とメリットについてご紹介いたします。
伊藤忠テクノソリューションズ株式会社(CTC)からは切削加工シミュレーションProduction Moduleを活用したCAEによる加工条件検討事例をご紹介いたします。
申込
http://www.engineering-eye.com/seminar/2018/0420intermold.html

Exabyte.io クラウド型ナノ解析プラットフォーム
リリースセミナー & ハンズオントレーニング

会場
伊藤忠テクノソリューションズ株式会社 霞が関オフィス
東京都千代田区霞が関3-2-5 霞が関ビル
日程
リリースセミナー
2018年5月24日(木) 13:30~17:00 (受付開始 13:00~)
ハンズオントレーニング
2018年5月25日(金) 10:00~17:00 (受付開始 9:30~)
費用
無料(事前登録制)
定員
リリースセミナー 50名
ハンズオントレーニング 20名
概要
この度、クラウド型ナノ解析プラットフォーム“Exabyte.io”のサービスを日本国内でも開始いたしました。
Exabyte.ioは、マテリアルデータベース連携、クラウド計算機にジョブ投入および管理、第一原理計算をサポートするGUI、モデリング機能や機械学習機能、さらにターミナルモードやリモートデスクトップ機能など豊富な機能を搭載しています。
Exabyte.ioでは、こららの機能をブラウザ上で全てコントロールできる仕組みになっており、他社製品とは大く異なる点です。
また、これまでの第一原理計算を行なうには、第一原理計算をサポートしたGUIと高性能計算機を購入しないといけませんでしたが、Exabyte.ioでは、高性能なCUPを搭載したAWSやAzureのクラウド計算機と連携しているため、高性能な計算機を用意しなくても、安価で計算することができ、さらに簡単にスパコンと同等の計算も可能です。
この度のセミナーでは、Exabyte.ioのご紹介だけでなく、ご参加された方は実際にExabyte.ioを操作したハンズオンセミナーになっております。
また開発者でありExabyte.ioのCEOのTimur Bazhirov氏も来日致します。
Timur Bazhirov氏は、米国バークレー大学で第一原理、結晶学について博士号を取得しており、製品に関する質問だけでなく、研究についての議論もできる機会になるかと思います。
皆様のご参加を心よりお待ち申し上げます。
主催
伊藤忠テクノソリューションズ株式会社
申込
http://www.engineering-eye.com/EXABYTE/index.html

Materials Design
~シミュレーションによる材料開発設計のイノベーション~

会場
伊藤忠テクノソリューションズ株式会社 霞が関オフィス
東京都千代田区霞が関3-2-5 霞が関ビル
日程
2018年5月29日(火) 13:00~17:00 (受付開始 12:30~)
費用
無料(事前登録制)
概要
現代的な材料開発においては材料熱力学などに基づくシミュレーションの活用が広く利用されています。さらに、最近ではミクロからマクロまでのマルチスケールでの統合的なシミュレーションを行う、ICME(Integrated Computational Materials Engineering)が提唱され米国マテリアル・ゲノム・イニシアチブ(MGI)においては大きな成功を収めつつあります。
米QuesTek Innovation LCC (QuesTek) は、ICMEの先駆者でありMGI成功の立役者でもある米ノースウェスタン大学のオルソン教授(Prof. Greg Olson)がその実践を目的として20年前に設立した先進材料開発コンサルテーション企業です。
本セミナーでは、オルソン教授とQuesTek社技術幹部が来日して、ICMEコンセプトに基づく先進合金のシステムデザインの概要と実例について講演していただきます。
皆様のご参加を心よりお待ち申し上げます。
主催
伊藤忠テクノソリューションズ株式会社
申込
http://www.engineering-eye.com/category/21/index.html#anc_event

技術コラム【切削最適化、均質化理論、マルチスケール、リダクション】

【機構・切削解析】

「“Smart Toolを利用した加工の最適化”セミナー開催報告」
~ 切削加工解析ソフト AdvantEdge / Production Module ~

CTCでは、切削シミュレーションソフトAdvantEdgeとProductionModuleを活用した魅力あふれる先端ソリューションについて、様々な場で提案をさせていただいております。・・・

続きはこちら↓
http://www.engineering-eye.com/rpt/column/2018/0413_mechanism-cutting.html

【製造・構造解析】

「均質化法がつなげるマルチスケールの世界(前半)」
~ 均質化理論のご紹介 ~

先日 (2017/12/4) 「CTCのAbaqusコア技術紹介セミナー」を開催させていただき、全5講演それぞれに対し大きな反響をいただくことができました。その中の1つとしてAbaqusの均質化プラグインを紹介させていただきました。・・・

続きはこちら↓
http://www.engineering-eye.com/rpt/column/2018/0413_structural-1.html

【製造・構造解析】

「均質化法がつなげるマルチスケールの世界(後半)」
~ 均質化法を利用したマルチスケール解析ソリューションのご紹介 ~

本記事では前半の均質化法理論のご紹介に続き、CTCで取り扱っている均質化法ソフトウェアと、それを用いたマルチスケール解析ソリューションをご紹介いたします。1つ目はMICRESS HOMATを利用した合金分野のマルチスケール解析、2つ目はComposites Dreamを利用した複合材分野のマルチスケール解析になります。・・・

続きはこちら↓
http://www.engineering-eye.com/rpt/column/2018/0413_structural-2.html

【熱流体解析】

「航空機翼内タンクのバッフル(穴)のリダクション」

航空機の燃料タンクは主に胴体内や主翼内に設けるのが一般的です。これら以外の保管場所として機種によっては尾翼、そして小型の航空機の場合はドロップタンク、すなわち胴体下や翼下に設置された落下式の補助燃料タンクなどがあります。・・・

続きはこちら↓
http://www.engineering-eye.com/rpt/column/2018/0413_thermal-fluid.html

CTCエンジニアの活動と予定

雑誌・学会・シンポジウム講演

雑誌名
engieering-eye 訪問インタビュー
題名
超音波診断装置、超音波治療装置の精度向上を目指して
PZFlexによるシミュレーションを利用
インタビュー
東 隆(東京大学大学院医学系研究科 教授)
概要
超音波による画像診断は、人間ドックや胎児の画像など大変身近なものになっています。超音波による画像診断や治療は、切り開かずに内部を確認・治療できるため、検査・治療を受ける人の負担がとても小さいことが特徴です。そのため、ますます適用範囲が広がることが期待されています。ただし超音波は目に見えませんので、新たな装置の開発にはシミュレーションによる検討・確認が欠かせません。
東京大学の東教授は、長年シミュレーションを用いて超音波医療装置の研究・開発に携わっていらっしゃるこの分野の第一人者です。今回のインタビューでは、乳がんの検査・治療の研究を中心に、超音波装置のお話からシミュレーションの活用方法まで分かりやすくお話していただきました。
掲載ページ
http://www.engineering-eye.com/interview/uni/labo17/index.html
雑誌名
映像情報インダストリア5月号 非破壊検査特集
題名
超音波シミュレータ「ComWAVE™」クラウドの非破壊検査への適用
執筆者
池上泰史(CTC)
概要
超音波を用いると、ネジや電子部品などの小さなものから自動車や橋のような大きなものまで、あらゆるものを破壊することなく検査することが可能であり、近年ますます利用範囲が拡大している。
伊藤忠テクノソリューションズ株式会社が開発した超音波シミュレータ「ComWAVE™」は、超音波を用いた非破壊検査・計測の様々な分野で活用されている。
本稿では、超音波シミュレータ「ComWAVE™」の開発経緯、溶接部検査等への適用、クラウドを利用した非破壊検査シミュレータ構築の説明を通して、「ComWAVE™」が非破壊検査の効率化および高精度化に貢献することを示す。
学会名
第23回計算工学講演会
日程
2018年6月6日(水)~8日(金)
会場
ウィンクあいち
題名
非平衡マルチフェーズフィールドモデルの熱力学データに対する機械学習モデルの開発
講演者
若目田 寛(CTC)、 野本 祐春、 山中 晃徳(東京農工大)、 小山 敏幸 (名古屋大学)
概要
実用合金の多元系におけるマルチフェーズフィールドモデルでは界面駆動力算定のための熱力学計算が多大となる問題がある。このため熱力学計算をあらかじめ学習した熱力学データの予測に置き換えることで高速化が期待される。そこで機械学習モデルを開発しマルチフェーズフィールドモデル計算に十分な精度を確保できることを確認した。
学会名
第23回計算工学講演会
日程
2018年6月6日(水)~8日(金)
会場
ウィンクあいち
題名
機械学習による熱力学データを用いた非平衡マルチフェーズフィールドモデル
講演者
野本 祐春(CTC)、瀬川 正仁、若目田 寛、小山 敏幸(名古屋大学)、山中 晃徳(東京農工大)
概要
過去、熱力学データと連係する非平衡マルチフェーズフィールドモデルの計算手法の研究とプログラム開発を進めてきた。5元系の凝固および包晶反応の2次元系まで計算可能とし実用化がより進んだ。しかし、熱力計算に多大な負荷があり高速化が課題であった。今回、非平衡マルチフェーズフィールドモデル計算に必要な温度&組成と自由エネルギー&ポテンシャルの関係を機械学習のパラメータに落とし込むことで、熱力学計算の線形化をはかり高速化を確認した。
学会名
第23回計算工学講演会
日程
2018年6月6日(水)~8日(金)
会場
ウィンクあいち
題名
PIRTの考え方を活用した熱処理温度解析における物性値の影響度に関する研究
講演者
杉本 剛(日産)、木島 秀弥(UES)、高野 尚樹(慶応大)、田村 茂之(CTC)
概要
多くの品質要因を有する熱処理工程の解析精度向上のために、PIRT(Phenomenon Index and Ranking Table)手法を用いて因子の重要度の分析を行い、特に重要な冷却現象について物性値の影響度を品質工学を用い詳細な分析を行った結果について報告する。
学会名
18 European Conference on Composite Materials -ECCM 18-
日程
2018年6月6日(水)~8日(金)
会場
Megaron Athens International Conference Center
アテネ, ギリシア
題名
Molecular dynamics simulation of the surface between graphene and epoxy resin;
new composite material design
講演者
森 一樹(CTC)、野本 祐春、松本 信彦(三菱ガス化学)、河野 雄二(横浜国大)、小柳 潤(東京理科大)
概要
炭素繊維とエポキシ樹脂の剥離性について分子動力学シミュレーションを用いた解析した事例を紹介する。炭素繊維には、シンプルなグラフェンシート用いている。本研究では、グラフェンと樹脂の間の界面エネルギーの評価だけでなく、実際に引っ張りシミュレーションによる剥離解析を行っている。
学会名
15th LS-DYNA International Conference & Users Meeting
日程
2018年6月10日(日)~12日(火)
会場
Edward Hotel & Convention Center - Dearborn, MI
アメリカ・ミシガン州・デアボーン
題名
Dynamic Constitutive Model for Polymers Considered
Strength-Differential effect and Strain Rate Dependency
講演者
津田 徹(CTC)、阿部 淳、秋田 麗佳、沼田 孝(住友ベークライト)、三村 耕司(大阪府大)、
陸 偉、谷村 眞治(大阪府大名誉教授)
概要
現在、筆者らの研究グループでは、樹脂材料について、静水圧依存性・ひずみ速度依存性を考慮した動的変形特性の実験的把握と新しい構成モデルの開発を行っている。本研究ではその開発状況と検証事例について紹介し、その有用性について報告する。
学会名
NUMISHEET 2018
日程
2018年7月30日(月)~8月3日(金)
会場
ホテル イースト21 東京
題名
Microstructure-Based Multiscale Approach to Obtain Mechanical
Property of Duplex Stainless Steel According to ICME Concept
講演者
大場 一輝(CTC)、野本 祐春、森 一樹、山中 晃徳(東京農工大)
概要
鋳造によるステンレス鋼の結晶化~熱間圧延による再結晶までの一連の流れについて、マルチフェーズフィールド法(MICRESS)によるミクロ組織予測と有限要素法(Abaqus)による圧延のマクロ動解析を連成させる手順を構築しました。ミクロとマクロの橋渡しには均質化法(MICRESS HOMAT)を使用し、ミクロ各相の機械的特性の予測にはナノシミュレーションとナノインデンテーション実験を使用し、経験的パラメータにほぼ依存しない形での計算による組織予測が可能になりました。

本メールマガジンに関するご質問・お問い合わせ先

CTC新解析クラブ2018年4月号

2018年4月13日発行
伊藤忠テクノソリューションズ株式会社
技術戦略グループ 科学システム本部 科学・工学技術部
住所:〒100-6080 東京都千代田区霞が関3-2-5 霞が関ビル
TEL:03-6203-7344
E-mail:kaiseki_club@ctc-g.co.jp
http://www.engineering-eye.com/