計算例
Fe-Ni2元系合金の均質化
使用データベースは
熱力学データベース:FEDEMO
動力学データベース:MFEDEMO
Fe-Ni二元系において、初期条件で不均質に分布しているNiが、時間の経過に伴い拡散し、合金が均質化していく様子をシミュレートしている。
図1は、初期条件として、温度1,400Kで、0.1mmの部材の中でNi濃度を10%~50%まで直線的に変化させ、グリッド点を等間隔に50点配置し、10万, 30万, 100万秒後のNiの濃度分布を計算した結果である。
図2は、初期条件として、温度1,400Kで、0.1mmの部材の中でNi濃度を中央部で10%から50%にステップ状に変化させ、グリッド点は中央部に集中するように60点配置し、10万, 30万, 100万秒後のNiの濃度分布を計算した結果である。

