「超音波ソリューションセミナー 2022」開催のご案内
計測・CAE連携・新サービス開始!
~長寿命化ソリューション:アコースティックエミッション、検査計測、AI評価~
弊社は、株式会社島津テクノリサーチ様とサーモフィッシャーサイエンティフィック様の協力の下、モノづくりの研究設計段階におけるエンジニアリングプロセス(試験・CAE・分析・評価)までを一貫することで、プロセスを効率化し、コストの軽減や期間の短縮、カーボンニュートラルに役立つ、計測・CAE連携サービスを開始します。本サービスにより、様々な構造物の軽量化および長寿命化を実現し、脱炭素社会に貢献していきます。
本セミナーでは下記の通り3部構成とします。第1部では、株式会社SETLa 代表取締役 西本重人様の最新のAE適用事例のご講演をはじめ、計測-CAE連携サービスおよび事例紹介、第2部では、島津テクノリサーチ様、サーモフィッシャーサイエンティフィック様の最新実験計測・モデリングのご紹介、第3部では、東京大学の齋藤理先生のCFRPレーザー超音波発生現象の解析のご講演をはじめComWAVEの新機能CFRPレーザー超音波解析のご紹介を行います。
概要
開催日時 |
2022年12月15日(木)
13:30~18:00 |
開催形式 |
オンラインセミナー(Zoom Webinar) |
参加費 |
無料(事前登録制) |
主催 |
伊藤忠テクノソリューションズ株式会社 |
協力会社 |
株式会社島津テクノリサーチ
サーモフィッシャーサイエンティフィック株式会社 |
内容
- ご挨拶
- 科学システム本部長代行 兼 科学ビジネス企画推進部長 斉藤 伸也
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5分 |
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- -第1部:計測・CAE連携ソリューション-
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- 「設備診断におけるAEの適用事例」
- 株式会社SETLa 代表取締役 西本 重人 様
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AEの原理、特徴、計測、評価方法についてできるだけ簡単に説明したのち、AEによる設備診断のもっとも
基本となる軸受や歯車などの回転体の診断方法を紹介します。その後、風車のブレードの診断等、実機における
実際の診断事例をご紹介します。
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60分 |
- 1.「カーボンニュートラルに役立つ計測・CAE連携サービスの紹介」
2.「アコースティックエミッション(AE)および
AIによる複合材長寿命化ソリューション」
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株式会社島津テクノリサーチ
サーモフィッシャーサイエンティフィック株式会社
伊藤忠テクノソリューションズ株式会社
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CTCは、株式会社島津テクノリサーチ様とサーモフィッシャーサイエンティフィック様
の協力の下、モノづくりの研究設計段階におけるエンジニアリングプロセス
(試験・CAE・分析・評価)までをワンストップで提供することで、プロセスを効率化し、
コストの軽減や期間の短縮、カーボンニュートラルに役立つ、計測・CAE連携サービスを
開始します。
本講演では、AE事例を始め様々な「計測・CAE連携サービス」のご提案を通して、
本サービスが、構造物の軽量化、長寿命化、および脱炭素社会に貢献可能であることを示します。
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30分 |
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- 休憩
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10分 |
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- -第2部:実験計測・モデリング-
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- 「In situ X線CT撮影法のご紹介」
- 株式会社島津テクノリサーチ 中山 貴司 様
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X線CT装置の中で、材料に負荷を与えながらその変形や破壊等を撮影することが可能です。
放射光施設などを利用した既存の研究分野では、非常に小さなサンプルを対象に行われた事例
が多数ありますが、当社の開発品の場合では、少し大きいサンプル、大きな視野を対象とした特徴があります。
放射光施設などに比べ比較的手軽に利用可能となってきています。
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30分 |
- 「繊維強化樹脂解析のための3次元画像解析ソフトウェア Avizoのご紹介
~実データ評価とシミュレーションの橋渡し~」
- サーモフィッシャーサイエンティフィック株式会社 望月 優輝 様
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繊維強化樹脂材料は、軽量で強度の高い材料として注目されていますが、その性能評価のためには、単一材料に対する方法よりも
高度な評価手法が求められます。3次元画像解析ソフトウェアAvizoを用いることで、CTデータからCAEで使用可能なモデルを生成
したり、in situで引っ張りなどの操作を加えて撮影した時系列CTデータから変形をDigital Volume Correlation法により解析して
シミュレーションソフトの結果との整合性を比較したりすることができます。
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30分 |
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- 休憩
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10分 |
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- -第3部:複合材非破壊検査-
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- 「CFRPの非破壊検査のためのレーザー超音波発生現象の解析」
- 東京大学 生産技術研究所 齋藤 理 様
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炭素繊維強化プラスチック(CFRP)の効率的な非破壊検査法としてレーザー超音波法が注目されている。
本発表では、レーザー照射時の熱膨張に基づく超音波発生現象をモデル化し、数値シミュレーションを行う方法について
紹介する。そして、CFRPの熱・弾性の異方性によって生じる超音波の指向性を解析した後、実用化に向けて、超音波発生
に対するレーザー入射角度の影響ならびにCFRP表面のコーティング層の影響を調べる。
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60分 |
- 「ComWAVE新機能紹介:
複合材レーザー超音波解析への適用、及び本機能のリリース予定について」
- 伊藤忠テクノソリューションズ株式会社
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近年、接触媒質を必要とせず非接触で非破壊検査が可能なレーザー超音波検査が注目されている。
等方性材料(金属)については既にComWAVEに実装されているが、これを異方性材料(CFRP)に拡張し、
新バージョンとしてリリースする。
本稿ではレーザー超音波のCFRPへの適用手法およびComWAVEへの実装手順について紹介し、
リリース予定について述べる。
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30分 |
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- アンケートのお願い
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5分 |
※ 内容、スケジュールは予告なく変更される場合があります