1次元ネットワーク熱流動解析ソフトウェアであるFlowmasterは2016年12月23日に新バージョンであるV8.0が開発元より発表、リリースされました。
V8.0では名称がFlowmasterからFloMASTERに変更され、以下の機能が追加・強化されました。

• 操作の単純化、効率化そして自動化を目的としたランチパッドの追加
  

  ランチパッドからライセンスやデータベースの設定、流体の定義などが可能となり操作が容易になりました。また新たにサンプルモデルが提供され、効率的にモデルを作成可能となりました。

• n-Armコンポーネントを作成する機能（3D-CFDからのインポートとスクリプト）
  

  モデルベースデザイン（MBD）のための機能強化として、n-Arm（マルチアーム）形状のコンポーネントを3D-CFDからのインポートや物理式の記述により従来よりも簡単に作成可能となりました。

• Excelエクスポート機能の追加
  

  作成したモデルからExcelファイルを自動生成し、Excelのシート上から解析を実行できる機能が追加されました。

• 廃熱回収（Waste Heat Recovery）ソルバーの追加
  

  自動車分野や発電分野向けの機能強化として廃熱回収システム向けのコンポーネントとソルバーが追加されました。

• ヘルプの変更
  

  ヘルプの構成が従来から一新され、HTML形式とPDF形式でヘルプを参照可能になりました。

またV8.0の製品構成は見直され、V7に比べシンプルでわかりやすい構成へ変更されました。
本セミナーでは、弊社からのリリース案内に先立ちV8.0における新機能とパッケージ構成の変更点をご紹介いたします。

概要

関連製品

1次元ネットワーク熱流動解析ソフトウェア Flowmaster

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