Bentley Connection Event 2015
特別講演 名古屋大学 減災連携研究センター北野教授
「災害とライフライン ~ 私たちが次の世代に残すべきもの」
この度は、配管、架構、機器/容器/タンク設計および解析に従事している皆様に向けたイベントをTokyoで開催する運びとなりましたのでご案内いたします。
このイベントは、【Bentley Connection Event 2015】と称して世界各地において共通のトピックスで開催するグローバルイベントであり、Tokyoでは、ホタル舞う日本庭園で著名な椿山荘で開催されます。
さて、今回は、インフラ設計を産学の複眼で見つめてゆきます。
ライフライン地震防災分野を牽引している大学研究者の視点と、グローバルプロジェクトの最前線に立っている設計者の視点です。
このたびは、名古屋大学 減災連携研究センター 教授 北野哲司先生をお招きし『災害とライフライン ~ 私たちが次の世代に残すべきもの』と題したご講演をいただきます。
さらに、午後のセッションでは株式会社RISE構造設計の野口英孝様と黒崎 哲朗 様による『配管(AutoPIPE)-架構(STAAD.Pro)連成解析~未来を見据える「RISE構造設計」の取り組み~』についてご解説いただきます。
両講演とも、「現在」に軸足をおきながら「次世代」そして「未来」の世界がよりよいものにするメッセージを私たちに示してくださいます。
このイベントは、各製品をご利用していないお客様にも有益な内容を提供させていただくイベントとして進行してまいりますので幅広い分野のエンジニアの皆様にご参加いただきますようお願いいたします。
特別講演者プロフィール
- 名古屋大学 減災連携研究センター
教授 北野哲司 様
- 博士(工学)、技術士(建設部門)
ライフライン地震防災の第一人者
ガス会社で地震防災、高圧ガスパイプライン建設、
技術開発に従事し実務経験も豊富。
- 株式会社RISE構造設計
代表取締役 野口 英孝 様
- 構造設計一級建築士、構造計算適合性判定員
国内外プロジェクトのマネージメント実績豊富。
高度な内容を分かり易く伝える力で信頼性獲得。
- 株式会社RISE構造設計
プラント総合設計部 マネージャー 黒崎 哲朗 様
- 配管設計、架構設計で多くの実績。
難題でも必ず答えを出す努力と
矜持を持って構造設計に向き合う仕事の信条。
概要
開催日程 |
2015/07/17(金) 9:00‐18:00 |
会場 |
ホテル椿山荘
(東京メトロ 有楽町線 江戸川橋駅 徒歩12分) |
詳細/申し込み |
ベントレーサイト |
参加費 |
無料、事前登録制 |
申込期限 |
定員になり次第締め切りとさせて頂きます。 |
内容・項目
(このイベントは2日間の開催ですが、17日に以下の内容で開催されます)
09:00 - 09:45 |
- 「AutoPIPE による設計の統合: 収益性の効果」
- Bentley Systems, Incorporated
構造設計ソリューション部門
シニアディレクタ Mark Upston
(同時通訳:英→日)
- 設計品質とプロジェクト効率を高め、全体的なコラボレーションを促進するために、設計、モデリング、インフォメーションモビリティは相互に関連しています。
プロジェクト遂行のスピードアップのカギは、インテリジェント 3D モデルです。
また、インフォメーションモビリティは、単に "各拠点にあるファイルにアクセスすること" にとどまらない意味を持つようになっています。
プロジェクトライフサイクルの各段階を通じて、プロジェクトチーム間や部門間で管理された安全な方法で情報をやり取りできることが重要です。
このプレゼンテーションでは、Bentley の設計ツールやコラボレーションツールの実際の導入事例をご紹介し、このような戦略を導入することで達成された投資利益率(ROI)についてご説明します。
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09:45 - 10:30 |
- 「AutoPIPE: 設計とモデリング」
- Bentley Systems, Incorporated
シニアアプリケーションエンジニア Phil Senior
(同時通訳:英→日)
- AutoPIPE には、配管応力解析に特化した、最先端の包括的ソフトウェアツールが用意されています。
直感的なモデリング環境と高度な解析機能は、生産性の向上と品質管理の改善に役立ちます。
このセッションでは、AutoPIPE を導入することで、従来型のエンジニアリング設計に最先端の革新的 3D モデリング技術を取り込む方法をご紹介します。
このプレゼンテーションを通じて、AutoPIPE によってモデルの挙動を改善できるだけでなく、設計変更にも対応できることをご覧いただきます。
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10:30 - 10:45 |
休憩 |
10:45 - 11:30 |
- ★特別講演★
「災害とライフライン ~ 私たちが次の世代に残すべきもの」
-
名古屋大学 減災連携研究センター
教授 北野 哲司 様
博士(工学)、技術士(建設部門)
(同時通訳:日→英)
- 我が国は、世界有数の自然災害多発国である。そのため、災害リスクとは常に隣り合わせで 社会生活を営んでいる。また、これらの災害リスクが発生する箇所について、全てを把握することは、当然ながら現時点では難しいと言わざるを得ない。
このような状況の中、災害対策の一つとして、社会全体が冗長性を持ち、弾力的に対応していく必要がある。
今回の講演では、施工事例や解析事例を紹介しながら、今後、弾力性に富んだ強靭な国土インフラを構築して行くに当たり、パイプライン技術者が次世代に残すべきものは何か?について考えたい。
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11:30 - 12:15 |
- 「AutoPIPE Vesselの収益性の効果」
-
Bentley Systems, Incorporated
構造設計ソリューション部門
シニアディレクタ Mark Upston
(同時通訳:英→日)
- AutoPIPE Vessel は、包括的で柔軟なモデリング機能と使いやすいインターフェースを搭載しており、設計上の課題を迅速に解決することができます。
AutoPIPE Vessel を導入することで、従来型のエンジニアリング設計に最先端の革新技術を取り込み、時間とコストを削減する方法をご紹介します。このプレゼンテーションでは、AutoPIPE Vessel によって改善可能な圧力容器や熱交換器の設計プロセスをご覧いただきます。
- 最先端の圧力容器設計、熱交換器と空気冷却器の設計
- モーションや爆風の計算、吊上げと組上げの計算、各国の設計コード
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12:30 - 13:00 |
- 「AutoPIPE に関する質疑応答」
-
Bentley Systems, Incorporated
構造設計ソリューション部門
シニアディレクタ Mark Upston
シニアアプリケーションエンジニア Phil Senior
(同時通訳:英→日)
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13:00 - 14:00 |
- ランチ
- ※午前のセッションの参加者にはランチをご用意致します。
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14:00 - 14:45 |
- 「構造設計市場を活性化する要素」
- Bentley Systems, Incorporated
シニアプロダクトマネージャ Josh Taylor
(同時通訳:英→日)
- グローバルな規模だけでなく、各地域での構造設計市場において、勢力図を変えるようなビジネスチャンスをもたらす要因について解説します。
発注者側の期待と新しい技術によって、構造設計エンジニアの職務と可能性が今後どのように広がっていくのかをご説明します。
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14:45 - 15:30 |
- 「構造設計関連のプロダクトの最新情報」
- Bentley Systems, Incorporated
プロダクトマネージャ Susan Wang
(同時通訳:英→日)
- 要求の厳しい市場の推進力とグローバルビジネスチャンス獲得に向けたBentley の構造設計ソリューションの取り組みをご紹介します。製品の機能とローカライゼーションだけでなく、複数の設計シナリオを検討できる新しいクラウドベースのエンジニアリングシミュレーションサービスについてご説明します。
Bentley ソフトウェアの相互運用性を活用した高精度で迅速なプロジェクト遂行方法もご覧いただきます。
さらに、構造設計向けの各製品をより利用しやすくし、相互運用性を高めるための特別パッケージソフトStructural Enterprise についてもご紹介します。
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15:30 - 15:45 |
- コーヒーブレーク
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15:45 - 16:30 |
- 「インフォメーションモビリティによる生産性の向上」
- Bentley Systems, Incorporated
シニアプロダクトマネージャ Josh Taylor
(同時通訳:英→日)
- Bentley 製品の相互運用性とインフォメーションモビリティによって、設計チームがチーム内外のスタッフとどのように効果的にコラボレーションできるかをご説明します。
解析、設計、モデリング、詳細設計、コラボレーションなど、さまざまな専用アプリケーションで構造設計情報を相互運用することで、コラボレーションを活性化し、構造設計エンジニア、詳細設計者、製造業者の間でデータを最大限再利用できることをご理解いただけます。
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16:30 - 17:15 |
- ★特別講演★
「配管(AutoPIPE)-架構(STAAD.Pro)連成解析
~未来を見据える「RISE構造設計」の取り組み~」
- 株式会社RISE構造設計
代表取締役 野口 英孝 様
(構造設計一級建築士、構造計算適合性判定員)
プラント総合設計部 マネージャー 黒崎 哲朗 様
(同時通訳:日→英)
- プラント設計における架構と配管の挙動解析は別々に行われているのが現状です。
配管サポートが架構上に有る場合、サポート要素の端点はRigid接続で計算されていますが実際には架構による影響を受けます。
最新のSTAAD.ProはAutoPIPEへのデータ変換が容易かつ短時間で可能です。
またAutoPIPEは、STAAD.Proから連成された大型のframeデータを高速で解析処理するので連成化による解析時間のデメリットはありません。今回弊社は以下の項目についてAutoPIPEの解析結果をSTAAD.Proに反映することにより連成化の有用性を提案したいと思います。
1) コンプレッサー振動対策
2) 実地震波による応答スペクトル解析(KHKレベルⅡ耐震評価)
3) 配管用スプリングハンガーの最適選定
4) 架構部材の最適化(経済設計)
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17:30 - 18:00 |
- 「構造設計と構造解析に関する質疑応答」
- Bentley Systems, Incorporated
シニアプロダクトマネージャ Josh Taylor
プロダクトマネージャ Susan Wang
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各セッション内容は変更になる場合がございますのであらかじめご了承ください。
お問い合わせ
Connection Event事務局
03-6203-7344