コラム:超音波・電磁技術
科学営業第3部 プロダクト第1課 池上 泰史
[2024/08/26]
ComWAVE Xの新しいソフトウェアバージョンComWAVE X2024に関して、お客様へご案内できる準備が整いましたので、お知らせいたします。
このX2024では、インターネット上のライセンスサーバからライセンスを取得します。この新しいライセンスにより、社内外場所を選ばず、オンプレPCのWindowsやLinux、さらには、RescaleクラウドサービスやMicrosoft Azure等のクラウドサービスをご利用できるようになり、大規模解析、大量の解析を高速に実行できるようになります。
さらに、ハイブリッド法大規模・高速化(メモリ効率化)、モデリングソフトGiDのアップグレードを行いました。詳細は以下をご確認ください。
また、2024年9月5日(木)に弊社神谷町オフィスにおいて、「超音波ソリューションセミナーFY2024」を開催いたします。基調講演に愛媛大学 理工学研究科 教授 (工学部附属 i センシングセンター長)中畑 和之様に基調講演をいただきます。
また、AI、モビリティ、半導体ユーザ様による事例紹介3件、CTCからは「ComWAVE X」の新機能紹介、医療分野事例紹介、将来展望について、お話しいたします。
ご興味のある方は、ぜひ以下のURLからお申込みください!
図1 ComWAVE X2024リリースのお知らせと
超音波ソリューションセミナー FY2024のご案内
ライセンス形態が従来のHASPキーからとトークンライセンスに変更となります。新しいトークンライセンスは、インターネット上のライセンスサーバからライセンスを取得します。この新しいライセンス環境により、オンプレPCのWindowsやLinux、さらには、RescaleクラウドサービスやMicrosoft Azure等のクラウドサービスで共通に利用できるライセンス環境を提供します。
また、弊社提供のクラウドのRescaleサービス環境において、ComWAVEの利用ライセンス料が無償化され、従来より安価(※)にRescaleクラウドサービスを利用できます。
※:Rescaleの利用料は従来通り必要です。
図2 ComWAVEトークンライセンスシステム構成図
外挿計算で使用する、境界引継ぎ面リスタートファイルの読込や、積分波形ファイルの出力において、GPUメモリ不足とならないように、対象データをGPUメモリに収まるサイズに分割して複数回に分けて処理を行うように改良しました。
図3 ハイブリッド法大規模・高速化(メモリ効率化)
モデリングソフトのGID10を新しくGiD16にアップグレードします。
CAD読込のファイルフォーマットに新しくStepが追加されました。また、CADフォーマットが最新版に対応しており、読込精度も向上しています。
図4 GiD16リリース画面
ComWAVE Xサブスクユーザ様向けのFAQサイトを新設します。
ComWAVEお客様窓口: comwave@ctc-g.co.jp