HOME科学システム本部メールマガジン「CTCサイエンス通信」web版【開催報告】DEM/FDMによる斜面崩壊、防災、トンネル系解析セミナー

コラム:
イベントセミナー開催報告

【開催報告】
DEM/FDMによる斜面崩壊、防災、トンネル系解析セミナー
~大変形解析(DEM、FDM)ソフトウェアの適用~

建設ビジネス推進部 営業第2課 橋本 万由佳

[2021/11/25]

開催報告

2021年10月11日、オンラインセミナー「DEM/FDMによる斜面崩壊、防災、トンネル系解析セミナー ~大変形解析(DEM、FDM)ソフトウェアの適用~」を開催いたしました。
新型コロナウィルス感染症の影響により、昨年度に引き続き二度目のオンラインでの実施となりましたが、お蔭様で総合建設会社様、建設コンサルタント会社様、公的研究機関様、大学様等等幅広く、総勢80名の方にご参加をいただきました。
ご参加いただいた皆様におかれましては、心より御礼申し上げます。

今回セミナーでご紹介した解析ソリューションの情報は「関連ソリューション」よりご参照ください。
また弊社では、解析のみならず、BIM/CIM・DX等様々な側面から建設分野のお客様の業務効率化に日々努めております。お困りごと等ございましたら、お気軽にお問い合わせください。

開催概要

名称:
DEM/FDMによる斜面崩壊、防災、トンネル系解析セミナー
~大変形解析(DEM、FDM)ソフトウェアの適用~
日時:
2021年10月11日(月) 14:00~15:35
開催方法:
Zoom Webinar(オンラインWEBセミナー)
主催:
伊藤忠テクノソリューションズ株式会社
参加者:
80名
開始 終了 タイトル 講演概要 講演者
14:00 14:05 ご挨拶   伊藤忠テクノソリューションズ(株)
14:05 14:35 ■ ご講演
「地盤防災をパラダイムシフトさせるための個別要素法解析の可能性と課題」
長大なインフラの長寿命化の要望に応えるには、地震、風水害、斜面崩壊などによる被害の予測が必要であり、変状の切欠の予測だけでなく破壊まで進展の可能性の評価がポイントとなる。粒子ベースの個別要素法解析の導入は大いに期待され、一定の役割を担っている。解析例をもとにその可能性や課題について議論をすすめる。 名古屋工業大学
前田 健一先生
14:35 15:05 ■ ご講演
「FLAC3D/UDECを用いた種々の岩盤構造物に対する応力・変形解析」
岩盤構造物の安定性評価は、土木・資源工学分野において極めて重要である。今回は、土木工学分野における事例として、先進的な支保部材を用いたトンネル掘削シミュレーションを紹介する。また、資源工学分野における岩盤の安定性解析事例として、降雨時における露天掘り鉱山残壁の変形挙動シミュレーションを紹介する。 熊本大学
才ノ木 敦士先生
15:05 15:20 ■ 発表
「実斜面のモデリング方法
および崩壊解析」
近年、降雨や地震による斜面崩壊の災害が多発し、危険予測および斜面崩壊防止対策が重要な課題である。ここでは、地震による崩壊した実斜面を対象に3次元のモデリング方法(GEORAMA for Civil 3D)および弾塑性大変形を考慮したシミュレーション例を紹介する。 伊藤忠テクノソリューションズ(株)
建設ビジネス推進部
曹 国強
15:20 15:35 ■ 発表
「地盤・構造に関わる解析ソリューションの紹介」
建設・土木構造物は、地表もしくは地中に建設されており、挙動を評価する上で周辺地盤が及ぼす影響、相互作用を適切に考慮する必要がある。
DEM/FDM/FEMなどの数値解析シミュレーションは、複雑な相互作用問題を評価するための有力な手法として広く活用されている。本セッションでは、地盤・構造に関わる解析ソリューションについて複数の事例を紹介する。
伊藤忠テクノソリューションズ(株)
建設ビジネス推進部
松浦 敦
15:35   終了    
お問い合わせ

科学システム本部 建設ビジネス推進部 ITASCA営業担当
Email: itasca_sales@ctc-g.co.jp