コラム:建設系
建設ビジネス部 営業支援課 保坂 正文
[2024/03/29]
建設分野では、国土交通省のi-Construction※1を中心としたデジタル化推進施策が浸透し、官民共にIT技術を活用した更なる効率化・省人化を推進しています。その動きの中で生産性の向上、情報共有・合意形成の促進の期待効果があるBIM/CIM※2は、本年度(令和5年度)より小規模を除く全ての詳細設計・工事に対し原則適用となっており、BIM/CIMツールを用いた3次元データの利活用を実施してゆく必要があります。一方、市場には多数のBIM/CIMツールが存在していますが、業界のデファクトスタンダード化は進んでいません。ツールの導入を検討している方、あるいはすでに利用している方でも図1に示す悩みをお持ちではないでしょうか。
弊社の「モデミル」は、法人向けファイルコラボレーションサービス「Box」上のCADファイルや点群データ、および関連ファイルをWebブラウザで3Dモデルとして表示できるクラウドサービスです。建築・土木分野問わず、現場・営業・設計・バックオフィスチームはもちろん、社外の関係者ともデバイスの制約なしに情報共有が可能です。既存環境を活かしたスモールスタートでの導入、機能を絞りコストを抑えた効果的なツール活用を実現します。
Webブラウザ上で3Dモデルを表示可能です。「Box」画面にて対象ファイルを選択することにより、簡単に閲覧操作が行えます。多種多様なデータ形式に対応しています。
ドローンやレーザー測定器などで取得した点群データをWebブラウザ上でビューイングできます。大容量データを安定した速度で表示するための内部機構を有しています。
各工区や工種で分かれているモデルや点群データを重ね合わせ表示し、BIM/CIM統合モデルとして閲覧することが可能です。「Box」で設定されたアクセス権限に応じ、適切に表示されます。
3Dモデルへ属性を付与し、凡例表示やタイムライナー表示など属性を利用した様々な表示が行えます。
Box画面上から表示対象ファイルを右クリックすることによる簡単起動が行えます。専用ソフトのインストール不要で設計やバックオフィスのPC利用に加え、施工現場や出先でのタブレット利用が可能です。
弊社は、長年の土木・建築分野での情報化施工につながるソリューション提供の実績をベースに、3Dモデルを活用した情報共有サービスを提供してきました。今後も、ユーザーニーズに即した機能拡充を行い、皆様のDX推進に貢献していきます。製品デモを用いたご説明、トライアル利用も可能ですので、お気軽にお問い合わせください。
建築・土木・不動産業界向けBIM/CIMツール「モデミル」
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