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PC-PREST緊張管理準備計算プログラム

【PC-PREST】は、プレストレスコンクリート橋(単純桁橋、連続桁橋、連結桁橋等)の主ケーブルの緊張管理準備を行い、緊張管理図を作成します。

機能と特長

計算手法

「コンクリート道路橋施工便覧/平成10年1月,(社)日本道路協会」を基準としています。

計算項目

以下の3項目があり,ユーザーが選択して計算することができます。

  • 緊張計算
  • ケーブル保持高の計算
  • 試験緊張計算

工法

緊張計算と試験緊張計算は、以下の3種類の工法から選択できます。 選択された工法におけるPC鋼材種別を選択すると、PC鋼材と緊張ジャッキに関する物性値等が自動設定されます。 また、それらの値は、ユーザーが任意に変更することもできます。

  • フレシネー工法
  • SEEE.PAC工法
  • SEEE工法
  • ユーザー任意入力

計算内容

緊張計算
  • 緊張方法は,3種類(両引き,左片引き,右片引き)から選択して計算できます。
  • ケーブル形状は,対称または非対称から選択できます。対称を選択した場合は,半分のデータ入力及び計算出力となります。
  • 緊張計算では,不動点位置,各点の引張応力度,ケーブル伸び量,ジャッキ緊張力,設計セット量影響後の各点の引張応力度等を算出します。
  • 任意着目点位置を入力して,各着目点の引張応力度及び設計セット量影響後の引張応力度を算出します。また,各着目点を影響点とした時の許容セット量と引張応力度を算出します。
ケーブル保持高の計算
  • ケーブル形状は,対称または非対称から選択できます。対称を選択した場合は,半分のデータ入力及び計算出力となります。
  • 桁端部からの水平距離と初期高さをデータ入力して,任意着目点位置のケーブル保持高を算出します。
試験緊張計算
  • 摩擦係数μと管理限界値,見かけのヤング係数Epを算出します。

緊張管理図の作成

試験緊張および緊張計算を行った結果を基に緊張管理図の作成を行うことができます。 緊張管理図はエクセルのマクロを利用して作成し、手入力により計測値等の追加等を行うことができます。

制限事項

緊張計算
ケーブル本数 100本以下
ケーブル種類数 30種類以下
ケーブル形状の区間数 65区間以下(非対称の場合)
32区間以下(対称の場合)
任意着目点数 20点以下
ケーブル保持高の計算
任意着目点数 160点以下
試験緊張計算
ケーブル本数 10本以下
1グループのケーブル本数 10本以下

動作環境

OS Microsoft Windows95/98/NT4.0/2000/XP
CPU Pentium166MHz以上を推奨
メモリ 64MB以上を推奨
HDD 1024×768ドット以上を推奨
解像度 インストール時に、プログラム本体で約5MBの空き容量が必要
計算時に、ワークエリアで最大約15MBの空き容量が必要

インフォメーション

  • バージョンアップ項目についてはこちらをご覧ください。
  • バージョンアップ履歴についてはこちらをご覧ください。