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LNGまたはメタン大規模爆発時の爆風に関する数値予測日本燃焼学会 第46回燃焼シンポジウム(2008年12月)

概要

偶発的な爆発事故が発生した場合、周囲環境の安全性を検討する上で保安距離の設定は重要事項の1つである。この保安距離を正確に見積もるためには、想定される事故シナリオに対して、爆発性物質の爆発・燃焼特性を把握して、その爆発時に生じる爆風の威力を予測する必要がある。
この研究では、トンオーダーのLOX(Liquid Oxygen)/LNG液体燃料に対する偶発的な爆発事故を想定した。この場合、起爆点から数kmの範囲における爆風威力を調査する必要がある。しかし、このような大規模爆発を同スケールで実験的に再現することは現実的に不可能である。そこで我々は数値解析によって爆風伝播過程を最大3kmの遠方まで模擬した。一方で、混合気の質量・混合比などの様々な条件下での数グラムのメタン/酸素混合気による爆風実験を野外で行い、これに対する数値解析を実施した。
この実験の数値解析と合わせて、爆風のスケール則を適用することにより、大規模爆風時に発生する爆風威力の数値的予測の妥当性を評価した。

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  日本燃焼学会 第46回燃焼シンポジウム(2008年12月)
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