HOMEテクニカルレポート谷村-三村構成式を用いた金属材料の大変形・破壊シミュレーション

谷村-三村構成式を用いた金属材料の大変形・破壊シミュレーション日本衝撃波研究会 平成20年度衝撃波シンポジウム(2009年3月)

概要

材料構成式に含まれる材料定数は一般に個々の材料に固有である。さらにひずみ速度依存性を反映するためには、対象となるひずみ速度の範囲に対応した動的材料試験を実施するか、文献調査を行い、動的な材料定数を決定しなければならない。この作業は材料毎に行う必要があり、多くの時間と労力を要する。
谷村-三村構成式では、ひずみ速度依存性に係わる材料定数がアルミ系、鉄鋼系等の材料グループ毎に特定値になることに着目し、材料の動的特性に対する簡便な対処方法を提案している。
評価対象となる材料の準静的な応力-ひずみ関係をユーザーが用意するだけで、そのグループに属するひずみ速度依存性を模擬することができる。また、本構成式は広範なひずみ域、高ひずみ速度域、及び高温域をカバーしており、応用範囲が広い。本論文では谷村-三村構成式を衝撃解析ソフトウェアANSYS AUTODYNに導入し、高速引張試験及び衝撃座屈試験の数値シミュレーションを行うことにより、鉄鋼系材料に対する本構成式の検証を行った。

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