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お客様の広場DYNA2E

ダウンロード

1.DYNA2Eの最新バージョン(Ver8.2.0)のご提供について

保守ご継続ユーザー様を対象に最新バージョン(Ver8.2.0)をご提供させて頂きます。
以下のファイルをダウンロードし、インストールをお願いします。

ダウンロード   dyna2e_820.zip

ダウンロードの際に必要となるIDおよびパスワードは、以下件名の別メールでご連絡しておりますので、そちらをご確認くださいますようお願いいたします。
 別メール件名:「【重要:保管下さい】DYNA2E ライセンス情報のご案内」

ご不明な場合は、下記お問い合わせ先までご連絡ください。

2. DYNA2Eの最新バージョン(Ver8.2.0)のリリース内容について

本バージョンでは以下の2点の機能追加を行っています。

(1) ダンパー要素の減衰力の時刻歴出力
  • ダンパー要素の減衰力の時刻歴はFT38ファイルとFT58ファイルとFT23ファイルに出力する。
    ここで、FT38とFT58はテキストファイルでFT23はバイナリファイルである。
  • FT38ファイルには、底面回転ばねに関するSPG要素、DSPE要素の解析リストの出力項目をt=0.0(0ステップ目)から時刻歴で出力する。
    ここで出力される値はA端判定の符号となっている。また、特別な出力指定をせずともFT38ファイルは出力される。
  • FT58ファイルにはDSP要素、DSPC要素、DSPE要素の減衰力、節点間変位、節点間速度、節点間加速度をt=Δt(1ステップ目)から時刻歴で出力する。
    ここで出力される値はB端判定の符号となっている。また、PRNTデータでDAMPを指定したときのみF58ファイルは出力される。
  • MKELデータでDSP要素、DSPC要素、DSPE要素を指定した場合に減衰力をFT23へt=0.0(0ステップ目)から時刻歴で出力する。
    ここで出力される値はB端判定の符号となっている。また、FT23への減衰力を出力する場合もPRNTデータでDAMPを指定する必要がある。

FT38ファイル、FT58ファイル、FT23の仕様を次の表にまとめる

FT38FT58FT23
A端判定の符号
PRNT DAMPデータ不要
t=0(0ステップ目)から
出力
B端判定の符号
PRNT DAMPデータ必要
t=Δt(1ステップ目)から
出力
B端判定の符号
PRNT DAMPデータ必要
t=0(0ステップ目)から
出力

FT38ファイルの時刻歴出力例

FT38ファイルの時刻歴出力例

FT38ファイルの出力内容

ELM回転ばね 回転ダンパーの要素番号
MIN最小発生時刻、最小接地率
TIME時刻、t
ETA接地率、η
DISP RZ回転角、θ
FRC MZ曲げモーメント、M
VELO RZ回転角速度、θ'
DMP MZ減衰力、M_DMP
FRC + DMP MZM+M_DMP

FT58ファイルの時刻歴出力例

FT58ファイルの時刻歴出力例

FT58ファイルの出力内容

ELMダンパーの要素番号
NO番号
FORC減衰力
DISP変位
VELO速度
ACCE加速度
(2) 時刻歴ファイル出力間隔の制御

HSTPデータのDTデータにより積分時間間隔とは異なる時刻歴の出力間隔を指定することが可能。また、MXPRデータにより絶対値最大値を更新する間隔も出力間隔と同じにすることができる。

HSTPデータのフォーマット
出力間隔制御の定義。

出力間隔制御の定義

フィールド(1枚目)

フィールド(1枚目)

3. お問合せ先

本件に関するお問合せは、以下のDYNA2Eサポートチームまでお願い致します。

DYNA2Eサポートチーム
メール:dyna-applic@ctc-g.co.jp