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特徴STAAD Foundation Advanced:包括的な基礎構造の解析および設計ソフトウェア


3種類の基礎ソリューションモード

STAAD Foundation Advancedは3種類の基礎解析・設計モードを搭載し、ユーザのニーズに合わせてそれぞれのモードを使用して基礎設計を行うことが可能です。

Generalモード

独立基礎、複合基礎、パイルキャップ、マット基礎と言った一般的な基礎を対象とします。グローバルデータと言う概念を基盤に、一つのファイルで複数のタイプの基礎を設計することが可能です。荷重は、点荷重、四辺形荷重、円形荷重、線荷重などの荷重により、ユーザーは任意の物理的な荷重をシミュレートできます。

STAAD Foundation Advanced:特徴 図 マット基礎の応力コンター及び変形
 
STAAD Foundation Advanced:特徴 図 独立基礎、複合基礎、パイルキャップ

Plantモード

縦型(鉛直)および横型(熱交換器)の容器基礎、リング状のタンク基礎、横方向荷重を受ける場所打ち杭基礎と言ったプラント構造で頻繁に設計される基礎を対象とします。設計機能として、ウィザードベースの入力、自動荷重生成(風、地震荷重等)、任意設定可能な荷重組合せツールを備えることが特徴です。

STAAD Foundation Advanced:特徴 図 プラント用基礎例
 
STAAD Foundation Advanced:特徴 図 ウィザードベースの入力

Toolkitモード

独立基礎、複合基礎、パイルキャップの配置や設計の設定や入力の補助機能や、場所打ち杭基礎の軸解析モジュール、支線式タワー基礎モジュールを使用できます。

STAAD Foundation Advanced:特徴 図 Toolkitモード基礎例
 
STAAD Foundation Advanced:特徴 図 ウィザードベースの入力

国際設計コード

現在、STAAD.Foundationでは複数のコンクリート設計コードを内包しています。

STAAD Foundation Advanced:特徴 図 設計コードの選択
 
  • アメリカ  - ACI 318-2005,2008,2011
  • イギリス  - BS 8110
  • その他数カ国

ユーザーフレンドリーなGUI構成

STAAD Foundation Advancedは直観的でユーザーフレンドリなグラフィカルユーザーインターフェースをコンセプトとし、単純な操作の繰返しにより一連の作業を行うことができます。

STAAD Foundation Advanced:特徴 図 GUI構成例
 
  1. クイックアクセスツールバー
    ユーザの任意によるツール配置が可能です。
  2. リボンコントロール式メニュー
    作業の流れに即してメニューが並ぶため、迷わずに操作可能です。
  3. ナビゲーターツリー
    分類されたワークフローを上から下に順番に操作することで手順をより単純化しています。
  4. タブ切替式ビュー
    スタートページ、モデル描画、図面、グラフなどの画面移動をタブ式で簡易に行います。

様々な結果出力方法

3Dグラフィックスによる応力コンターや変形図の出力、配置図・詳細図などの図面出力、解析および設計の結果を表示する計算シート、曲げモーメントやせん断力等のグラフといった様々な形式・種類の出力項目を備えています。図面はDWGやDXF形式で出力することも可能で、計算シートはPDFやWord形式で出力することが可能です。

STAAD Foundation Advanced:特徴 図 詳細図
 
STAAD Foundation Advanced:特徴 図 計算シート

他のソフトウェアとの連携

3次元骨組構造解析ソフトウェアSTAAD.Proとの連携

STAAD.Proとシームレスに統合して、荷重、反力、柱位置をインポートすることが可能です。STAAD.Proモデルで加えられた変更を追跡し、変更をSTAAD Foundation Advancedファイルへマージすることが可能で、各ソフトウェア上での修正を簡単に更新できます。

STAAD Foundation Advanced:特徴 図 STAAD.ProからSTAAD Foundation Advancedへの転送

また、STAAD.ProにはSTAAD.foudation Ver.5.3(前バージョンのSTAAD.foundation)が付属しており、Generalモードの一部の機能をライセンス無しで使用することが可能です。(STAAD.Proの『STAAD.foundationとの連携』ページ参照)

Microsoft Excelとの連携(スプレッドシート形式)

入力のインポート/エクスポート、出力のエクスポートをExcelあるいはXML形式のファイルで行うことが可能です。書式に従って独立基礎、複合基礎、マット基礎、パイル基礎の入力インポートが可能です。

STAAD Foundation Advanced:特徴 図 Excel形式の入力
STAAD Foundation Advanced:特徴 図 XML形式の入力