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切削加工シミュレーション技術習得セミナーAdvantEdgeシリーズ

新型コロナウィルスの感染拡大に伴い、当ページのセミナーにお申し込みをいただいても、オンライン版での受講をお願いする場合がございますのでご了承ください。

切削加工シミュレーション技術習得セミナー 概要

内容・項目

<< 午前の部(10:00 ~ 12:30) >>
加工力制御に基づく最適加工条件の検討
~~ 切削加工負荷シミュレーションProductionModule体験セミナー ~~

ProductionModule 概要1ProductionModule 概要2ProductionModule 概要3

ProductionModuleは、ユーザが実機で使用しているNCコードを用いて、NC加工をシミュレーションします。AdvantEdgeFEMを用いて作成された切削負荷データベースに基づく切削負荷計算を実施後、加工時間を短縮するために負荷平滑化計算を行います。お使いのNCコードはどれほど加工時間を短縮することができるのか、粗や仕上げなど加工プロセスに応じて、さまざまなパターンをシミュレーションにより考察することができます。

ProductionModuleについての切削条件の入力、問題設定からシミュレーション結果の表示までの実習を、セミナーの中で簡単な例題を用いて行います。

  • Production Moduleについて
  • 演習1 2次元旋削
  • 演習2 3次元3軸加工
  • 演習3 3次元4軸加工(実践編)
  • 演習4 NX-CAMインターフェースの操作
  • 演習5 切削抵抗値の平滑化
  • Production Module解析事例
    その他(過去のユーザ会事例、切削加工共催セミナー、切削シミュレーション材料モデリング解説など)

Q&Aの時間を多めにとります。具体的な課題等に合わせたモデル作成など切削加工シミュレーションに長けた講師よりアドバイスも行います。

<< 午後の部(13:30 ~ 17:00) >>
“見える化”による加工トラブル防止
~~ 切削加工専門シミュレーションプログラムAdvantEdgeFEM体験セミナー ~~

AdvantEdge 概要1AdvantEdge 概要2AdvantEdge 概要3

AdvantEdgeFEMは、切削加工中の工具、被削材、切屑の三つの関係をシミュレーションにより挙動を解析する切削加工シミュレーションです。切削シミュレーション結果から、切削加工中の三分力(主分力、送り分力、背分力)や加工温度(工具、被削材、切屑)、せん断角、被削材の歪み予測、バリ、加工変質層予測を行います。実験で得ることのできない様々な切削現象が、切削シミュレーションにより 再現できます。

AdvantEdgeを用いた切削シミュレーションについて、切削シミュレーション解析モデルの作成から代表的な切削シミュレーション結果の評価方法まで、PCを実際に使用してご説明いたします。

  • AdvantEdgeについて
  • 演習1 – 2次元切削で操作方法の確認
  • 演習2 – 3次元CADデータの取込み操作
  • 演習3 – スローアウェイフライス加工
  • 演習4 – ソリッドドリル加工
  • 演習5 – 旋削加工
  • 演習6 – ソリッドエンドミル加工
  • AdvantEdgeによる切削シミュレーション解析事例
    その他(過去のユーザ会事例、切削加工共催セミナー、切削シミュレーション材料モデリング解説など)
このようなモデルを操作します(サンプル動画)
演習3 – スローアウェイフライス加工

Ti合金をフライス加工している工具刃先には大きな切削抵抗がかかり刃先温度が上昇しています。この演習では加工時の工具傾け角の変更やチップ形状の違いによる加工への影響を調査します。

演習3 – スローアウェイフライス加工
演習4 – ソリッドドリル加工

耐熱ステンレス鋼をドリル加工するときの抜け際のバリを評価します。この演習では円筒穴に対し垂直に穴を開けるクロスホールドリル実施のためにCADデータを使用しています。

演習4 – ソリッドドリル加工

Q&Aの時間を多めにとります。具体的な課題等に合わせたモデル作成など切削加工シミュレーションに長けた講師よりアドバイスも行います。

対象

  • 機械加工課題をお持ちで切削加工シミュレーション技術で課題解決に取り組む意欲のある方。
    シミュレーション経験、AdvantEdgeFEM、ProductionModule使用歴は不問です。
  • AdvantEdgeFEM、ProductionModuleをすでにご利用中でシミュレーション技術や設定についてより詳しく知り、アドバンストにシミュレーション技術を活用していきたい方。
  • 切削加工シミュレーションで新しくこれから課題に取り組まれるユーザ様

切削加工シミュレーション体験セミナー受講後の参加者の感想

午前の部(ProductionModule体験セミナー)

普段CAMは使わずGコードを使用しているがProductionModuleによる加工時間の短縮や加工課題を見つける使い方、NCデータの最適化方法は今後の業務で役立てることができると感じた。事例として紹介されたシミュレーションによる実験計画による加工の検討事例については今後業務のなかで実行してみたい。
すでにProductionModuleを社内で活用しているのだが、セミナーでCAMインターフェース(NX、Mastercam、CATIA、VERICUT)対応状況など新しい話題も確認することができた。
ProductionModuleの加工変形解析への利用方法など、CTCが取り扱っている解析ソフトウェア(LS-DYNAやAbaqus、Isight)との連成についての説明がとても参考になった。

午後の部(AdvantEdgeFEM体験セミナー)

CAEによる解析業務経験はなかったが、AdvantEdgeFEMでは加工屋に分かりやすい入力パラメータで切削シミュレーション解析が実行できるため、業務に活かすことができると感じた。切削シミュレーション解析結果の活用方法の解説が役に立った。
他の解析ソフトウェアやCADを活用しているので、AdvantEdgeFEMによる切削シミュレーション解析手法の細かいところまで聞くことができてよかった。講師としてLS-DYNAやAbaqusに精通している方がおられた。
すでに社内でAdvantEdgeFEMによる切削加工シミュレーションを活用しているが、自分が新しく担当者になったので教育のために参加した。ProductionModuleによる切削加工シミュレーションとの関係や材料モデルに関する資料について説明をうけることができたので今後の切削シミュレーション解析業務に役立てたい。

セミナー参加費用・受講料

無料(事前登録制)※切削シミュレーション技術習得セミナーテキストをご提供します。

定員

各5名様程度(最低開催人数2名様)
弊社がセミナー用のラップトップ型PCをご用意いたします。
オフィス開室は9:40になります。
午後の部(AdvantEdgeFEM体験セミナー)のみご参加の方は開室は13:10ころです。

お申し込み

年間100名を超える方にご参加をいただいている人気の切削加工シミュレーショントレーニングコースです。
定員になり次第お申し込みを締め切らせていただきます。下の「申し込み」ボタンよりお早目のお申し込みをお願いいたします。

1社からの複数名ご参加も歓迎です。お申込みページの要望欄にご記入をお願いいたします。

注意事項
同業他社及びその関係者の方は、お断りする場合がございます。予めご了承ください。
セミナーのプログラム内容、スケジュールは、予告なく変更になる場合がございます。予めご了承ください。

午前の部(ProductionModule体験セミナー)のみ、あるいは午後の部(AdvantEdgeFEM体験セミナー)のみのご参加も可能です。 お手数ですがセミナー申込みフォームにてご希望のコースをご選択ください。

申し込み SSL対応

セミナー開催地

東京、大阪、名古屋、宇都宮、広島

開催日程

リクエストベースでの調整(お申し込み時にご相談ください)