FAQ
06_動的解析
底面ダンパー設置時の応答変位
底面ダンパーを設置した場合、節点結果を見る時には注意が必要ですので、ここにその注意点を記載します。
底面ダンパーを設置するモデルは基盤から上をFEMメッシュで作成します。
基盤はダンパー要素でモデル化しています。
SoilPlusDynamicで解析を実行すると、底面ダンパーを含めた変形結果を出力します。
底面ダンパーは基盤の変形のため、多くの場合、この変形は差し引いて結果を見る必要があります。
底面ダンパーの変形を差し引く方法として次の2通りあります。
①出力条件で「相対値の出力」を指定する
②結果表示オプションの「変形図」で「相対変位」を利用する。
・方法①:「相対値の出力」による方法
メニューでは、モデル/出力条件/節点出力/相対値の出力、で設定します。
指定した節点からの相対値の最大値、最小値、絶対値最大値、を出力します。
・方法②:「結果表示オプション」による方法
結果表示オプションの「変形図」プロパティにある「相対変位」を"True"に設定します。
その後、相対変位の基準点を「基準節点」で選択します。
表示中の変形結果に対して基準節点からの相対値を表示します。
最大値、最小値、絶対値最大値の場合は節点結果の時刻が一致していないためこの機能は使用できません。
必ず方法①を使用します。