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お客様の広場SoilPlus:地盤・浸透・耐震統合解析システム

FAQ

06_動的解析

Soil Plus Dynamicの荷重入力データに関する使用上の注意

Soil Plus Dynamicの荷重入力データに関する使用上の注意点について、ご報告いたします

注意点
・直接積分法(時間領域の解析)を使用した地震加速度入力で、入力加速度に対する係数(α)はACCデータで指定します。ACCデータで入力するスケールは下記式①により絶対加速度の計算に反映されます。

u ̈_out=u ̈_relative+α∙u ̈_inp     式①

ここに、 u ̈_out :絶対加速度(出力値)
      u ̈_relative :相対加速度(計算値)
     u ̈_inp :絶対加速度(入力値)

・DYLDデータに指定するスケールは1.0を使用します。軸対称解析(振動数領域の解析)の非軸対称荷重を載荷する場合は円周方向の係 数と して -1.0を使用することができます。

・直接積分法で、DYLDデータに-1.0を指定した場合、解析は実行されますが、加速度の出力は正常な値が得られません。DYLDデー タで 指定 する係数が式①に反映されない事がその理由です。

・プリポストを使用して解析データを作成する場合、DYLDデータの係数は上記仕様に合わせて自動的に設定されますが、ユーザーが直接解析データを作成・編集する場合、上記仕様に合致するようにデータを作成しなければならず、注意が必要です。