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コラム:建設系

リモートワークと情報共有

建設ビジネス推進部 CIM推進課 山根 裕之

[2020/05/26]

昨今(2020年5月初旬)、新型コロナウイルスの影響により、自宅でのリモートワークを強いられている方も多いと思います。つい先日までは、普通に出社して社内でコミュニケーションを図りながら仕事を進めていく、といったスタイルが当たり前だったことを思うと、この短い間での劇的な変化には戸惑っているのではないでしょうか?

リモートワークをするためには遠隔地にいる人間同士が迅速かつ効果的にコミュニケーションをとる必要があります。このようなリモートワークが可能になったのはICT技術の発展が大きく寄与しています。特にクラウド関連技術の発展により、端末の種類や場所に関係なく、情報共有が容易にできるようになったことは大きいと考えられます。本稿ではクラウド上での情報共有を行うためのツールであるCIM-LINKを例にしてリモートワークでの情報共有について考えてみます。

1)メッセージの共有

メールでのメッセージ交換は基本的に1対1であるため、複数のプロジェクトメンバー同士がすべて同じメッセージを共有することには向いていません。また過去のメッセージが手軽に閲覧できないサービスでは履歴を追うことができないため、不便です。例えば、プロジェクト途中でメンバーが参加した場合、途中参加のメンバーが過去の経緯を理解することが難しくなります。そのため、履歴を含めて全員が同じメッセージを共有・閲覧できる必要があります。

2)ファイル共有

プロジェクト内で異なる立場で参加しているメンバー(発注者、施工者、業者など)がファイルを共有し、閲覧できる環境が必要です。メンバー以外はファイルを閲覧できないようにする必要があります。現場には様々なプロジェクトが走っている可能性があるので複数のプロジェクトが簡単に構築できるような環境があれば便利です。

3)モデル・図面の閲覧

技術関係の業務では3次元モデルや図面を共有して手軽に閲覧することが重要になります。そのためには3次元モデルをダウンロードして各PC上のビューワーで閲覧するのではなく、クラウド上で直接、閲覧できれば便利です。

4)打合せ・会議

遠隔地にいる参加メンバーがコミュニケーションをとるためにはメッセージやファイル共有だけでは不十分です。打合せや会議など、リアルタイムでの議論や報告を行うための場が必要になります。そのために相手の顔が見えるWEB会議が必要です。

CIM-LINKは上記機能を可能にしたサービスです。上記以外にも地図上での表示やタスク・ワークフロー管理などの機能があります。建設分野向けに提供されたサービスですが、どの技術分野でも利用可能なサービスになっています。

CIM-LINK上での3次元モデル表示

CIM-LINK上での3次元モデル表示

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