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詳細Production Module:切削負荷予測プログラム

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FAQ

Q切削負荷計算と最適化計算との違いを教えてください。

A 簡単な事例を紹介します。
以下の図のような100φx30の円柱形状から約3000行のAPTコードによって部品を作成します。ここでは被削材にTi合金、工具として4種類のソリッドエンドミルを設定しています。APTコード(あるいはGコード)はユーザがあらかじめ用意しておく必要があります。

Production Module

Production Moduleを使用するとユーザは以下のような結果を得ることができます。横軸はNCツールパスに従い工具が加工している加工時間、縦軸は工具にかかる接線方向の負荷の値です。負荷の値が高い個所と低い個所がある様子や切削力スパイクが生じている様子を確認できます。
ユーザが普段使用しているNCプログラムから以下のような結果を得るまでが切削負荷計算です。

Production Module

以上の結果が得られたら、次に最適化計算を実施します。ここでは簡易的に太い径の工具には多くの負荷が、細い径の工具には少ない負荷がかかるようにNCツールパスを最適化します。Production Moduleではユーザが用意したNCコードをユーザが設定した切削負荷を算出するNCコードに書き換える機能があります。その最適化されたNCコードで切削負荷計算を実施すると以下のような結果を得ることができます。

Production Module

最適化前と比較すると切削負荷が平滑化されていること、加工に要する時間が大幅に削減されている様子(2380秒→1030秒)が確認できます。Production Moduleは上記の最適化後のNCプログラムを出力することができますので、ユーザはそのNCプログラムを実機で使用することができます。


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