Additive Manufacturing
MICRESSをAdditive Manufacturingへ適用するため、レーザー溶融法(Selective Laser Melting : SLM)の条件におけるIN718(Ni基超合金)の凝固シミュレーションが実施されました。SLMプロセス(数百万K/sオーダーの冷却速度および数千万K/mオーダーの温度勾配)で特徴付けられる平衡から大きく外れた条件にもかかわらず、デンドライト間隔は実験と定性的によく一致しています。特に、Nb3C炭化物(このスケールではほとんど見えない)の核形成および成長により、デンドライト先端付近の樹間においてCが消費される現象が再現されました。