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詳細FLAC/FLAC3D:2次元/3次元有限差分法解析プログラム

過去のバージョン情報


FLAC3D V.3.0の主なバージョンアップ項目:V.2.1 → V.3.0

ヒステリティック ダンピング

FLAC3Dでの動解析において、ひずみ依存係数とダンピングの機能を直接取り入れることができます。これにより、構成モデルの選択によらず、等価線形法と完全非線形モデルによる計算を直接比較することができます。さらに、新たなダンピングを導入する必要性が大いに減少し、その結果、解析時間が実質的に短縮されます。

フック-ブラウン構成モデル

フック-ブラウンの破壊判定基準が内蔵構成モデルとして実行されます。破壊面は非線形で、最大主応力と最小主応力との関係によります。モデルは応力レベルによって変化する塑性流れ則を取り入れています。

熱移流ロジック

多孔質媒体での熱伝達(強制対流および自然対流)のメカニズムがサーマルオプションに装備されました。

Movie機能

FLAC3Dは二つの標準フォーマットでmovieファイルを生成することができます。“movies”は、AVIあるいはCDXフォーマットのビットマップイメージです。

外部ジオメトリのインポート機能

主要なCADツールとともに使用できます。

水和熱モデル

FLACD3Dは二つの水和熱モデルを含んでいます。ひとつはコンクリート用、もうひとつは一般的な水和モデルです。これらは実験に基づくもので、サーマルオプションによって実行可能です。

計算処理の改良

FLACD3D V.3.0は、計算サイクルの最適化と最新の最適化コンパイラ使用により、V.2.1に比べ約10-20%早く計算できます。すべての計算処理およびデータは、倍精度の浮動小数点にコンバートされています。

ネットワークライセンス

ネットワークライセンスキーは、1つのライセンスキーを任意のネットワーク上のPCに設置することにより、個々のユーザーはネットワーク上のどのPCでも、FLAC3Dを実行することが可能となります。ネットワークライセンスを導入する場合には特別なライセンス発行とインストールが必要ですので、詳細はお問い合わせ下さい。


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