銅合金などの材料設計における
計算状態図やデータベースの活用事例
JX金属株式会社 電材加工事業本部 技術部
主席技師 桃井 元 様
近年モバイル通信やIoT/AI技術が急速に発展する中でスマートフォンの小型軽量化が進み、そのコネクタ等の部品には高強度銅合金が用いられる。さらなる品質改善には、計算状態図や第一原理計算など計算科学やマテリアルズインフォマティクスといった新しい材料設計手法が必須である。そのような計算科学の活用事例として、昨年、日本伸銅協会を主に実施されたNEDO先導研究プログラムにおける研究成果のうち計算状態図や第一原理計算活用に関する事例を紹介する。

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