図14 クライストロンの原理
入力側共振空洞に到来する微弱な高周波信号により速度変調を受けた電子ビームは、進行するに従い粗密を拡大し、出力側共振空洞に増幅された高周波信号を誘起する。
この原理を用い、電子ビームを反射電極により折り返すことによって、入力側、出力側を共通な1空洞にした、反射型クライストロンがマイクロ波発信器として多用された。