論文タイトル | 著者 | 学会名・発表先 | 発表 年月 |
内容・目的 | 解析 種別 |
解析 方法 |
概要 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
面内せん断応力下におけるテンションスティフニング特性のモデル化 | 長沼一洋,他 | 建築学会大会 | 1990.10 | 材料構成 モデルの開発 |
― | ― | RC平板実験の結果に基づいて,テンションスティフニング特性モデルを提案した。 |
平面応力場における鉄筋コンクリート板の非線形解析モデル | 長沼一洋 | 建築学会 論文集 |
1991.3 | 材料構成 モデルの開発 実験と解析の比較 |
平面 応力解析 |
単調載荷 | RC平板実験の結果に基づいて,コンクリートの圧縮応力~ひずみ関係,ひび割れによる圧縮強度の低下,ひび割れ方向のせん断応力~せん断ひずみ関係のモデルを提案し,39体の平板試験体を対象とした解析により,要素レベルの検証を行った。 |
Reports on Tests of Nuclear Prestressed Concrete Containment Vessels | Takeda,T., et al. | International Workshop | 1991.1 | 材料構成 モデルの開発 実験と解析の比較 |
シェル解析 | 単調載荷 | RC平板実験の結果に基づいて,ひび割れによるコンクリートの圧縮強度低減モデルを提案し,それを用いて,1/8PCCVモデルの水平加力実験を対象とした解析を行った。解析は,圧縮強度低減の有無とテンションスティフニング特性の有無をパラメータとし,実験結果との対応性から,圧縮強度低減モデルが有効であることを示した。 |
An Analysis Model of Reinforced Concrete Panel Under In-Plane Shear Stress | Takeda,T., et al. | SMiRT 11 | 1991.8 | 材料構成 モデルの開発 実験と解析の比較 |
平面 応力解析 |
単調載荷 | RC平板実験の結果に基づいて,コンクリートの圧縮応力~ひずみ関係,ひび割れによる圧縮強度の低下,ひび割れ方向のせん断応力~せん断ひずみ関係のモデルを提案し,3体の平板試験体を対象とした解析で本モデルの有効性を示した。 |
鉄筋コンクリート耐震壁の非線形解析手法と適用性 | 長沼一洋 | 建築学会 論文集 |
1992.1 | 解析対象の モデル化方法 実験と解析の比較 |
平面 応力解析 シェル解析 |
単調載荷 | RC耐震壁を対象として,要素分割方法の違い,圧縮強度低減の方法の違い,テンションスティフニング特性の有無などが解析結果に及ぼす影響を検討し,適切なモデル化方法を提案した上で,既往の様々なタイプの耐震壁試験体57体を解析して,耐力の予測精度が良いことを示した。 |
ハーフプレキャスト化構工法による鉛直接合部差筋のない耐震壁架構モデルの水平加力実験 | 古屋則之,他 | コンクリート 工学年次論文報告集 |
1992.6 | 解析対象の モデル化方法 実験と解析の比較 |
平面 応力解析 |
単調載荷 | 壁板をプレキャスト板とした2層の連層耐震壁の実験と,それを対象として,接合面でのすべりを考慮した解析に関するもので,実験結果を良好に再現できることを示した。 |
プレキャスト連層耐震壁の接合筋の効果に関する解析 | 高見信嗣,他 | コンクリート 工学年次論文報告集 |
1992.6 | 解析対象の モデル化方法 実験と解析の比較 |
平面 応力解析 |
単調載荷 | 既往のプレキャスト耐震壁8体の実験を対象とした解析を行い,実験結果を良好に再現できることを示した上で,接合面のダボ筋の有無が壁板の応力分布やすべり量に及ぼす影響を検討した。 |
高軸力と水平力を受ける鉄筋コンクリート柱の三次元非線形有限要素解析 (その1,その2) |
大久保雅章,他 | 建築学会大会 | 1992.8 | 実験と解析の比較 | 平面 応力解析 3次元解析 |
単調載荷 | 既往のRC柱の実験を対象として平面応力解析と三次元解析を行い,帯筋による拘束効果を再現するためには三次元解析が必要であり,実験結果と良好に対応することを示した。 |
鉄筋コンクリート耐震壁のせん断強度に関する解析的研究 | 長沼一洋 | 建築学会 論文集 |
1993.5 | 実験と解析の比較 パラメータ解析 |
平面 応力解析 シェル解析 |
単調載荷 | 連層耐震壁を中心に既往の実験より47体を選定して解析し,実験の耐力を良好に再現できることを示した上で,耐震壁の形状や配筋,載荷方法などをパラメータとした解析を行い,せん断強度に及ぼす諸因子について検討した。 |
接合部に鋼管を有する柱RC・梁S架構の力学性状 | 高見信嗣,他 | 鋼構造年次 論文報告集 |
1993.7 | 実験と解析の比較 | 3次元解析 | 単調載荷 | 十字型柱梁接合部の実験と3次元解析について述べたもので,解析では鋼管とコンクリートのすべりを考慮し,実験と良好な対応が得られた。さらにディテールを変化させた解析も実施し,それらの結果から内部の応力状態を考察した。 |
FEM解析による鉄筋コンクリート耐震壁の耐力評価精度 | 長沼一洋 | 建築学会大会 | 1993.9 | 実験と解析の比較 | 平面 応力解析 シェル解析 |
単調載荷 | 既往の様々なタイプのRC耐震壁試験体104体を解析し,耐力に関する解析精度をまとめ,実験との差異が±10%以内に約90%が納まることを示した。 |
鉄筋コンクリート枠付レンガ造壁体の非線形解析(その1,その2) | 勝俣英雄,他 | 建築学会大会 | 1993.9 | 解析対象の モデル化方法 実験と解析の比較 |
平面 応力解析 |
単調載荷 繰返し 載荷 |
連続する2枚のレンガ壁を連結した3体の試験体の解析を実施した。周辺のRCフレームとレンガ壁の間ではすべりを考慮し,レンガ壁の水平目地は等価なバネでモデル化した。解析結果は実験結果をほぼ再現した。 |
正負繰返し荷重を受ける鉄筋コンクリート耐震壁の解析(その1,その2,その3) | 大久保雅章,他 | 建築学会 関東支部研究報告集 |
1995.3 | 材料構成 モデルの開発 実験と解析の比較 |
平面 応力解析 シェル解析 |
繰返し 載荷 |
繰返し応力下のコンクリートの引張-圧縮履歴特性モデル,及びひび割れ方向のせん断履歴特性モデルを開発し,既往のRC平板,円筒壁,耐震壁などの実験を対象とした解析を行い,ほぼ良好に実験結果を再現できることを示した。 |
鋼板コンクリート構造に関する研究(その1,その2) | 加藤雄一,他 | 建築学会大会 | 1995.8 | 実験と解析の比較 | 平面 応力解析 |
単調載荷 | 既往の平板の純せん断実験及び壁の水平加力実験を対象とした解析を行い,実験結果と良好に対応することを示した上で,解析結果より変形成分を分離し,略算法の妥当性を検討した。 |
タンク基礎版の終局強度に関する研究 | 桐内直樹,他 | 建築学会大会 | 1995.8 | 解析による 検討 |
シェル解析 | 単調載荷 | 地震時のタンク基礎版の挙動を把握するため,地盤との間に浮き上がりを考慮するバネを設けた解析を実施し,版の降伏位置や終局耐力を調べた。 |
三軸圧縮下のコンクリートの応力~ひずみ関係 | 長沼一洋 | 建築学会 論文集 |
1995.8 | 材料構成 モデルの開発 |
― | ― | 既往の三軸圧縮試験結果を整理して,拘束度の違いによるコンクリートの破壊条件式の適用性を明らかにし,さらに,強度時ひずみと応力~ひずみ関係の表現式を提案した。 |
RC地中壁による異形山留め壁を用いる自立山留めを支持する地盤抵抗に関する研究 | 清 広歳,他 | 建築学会 論文集 |
1996.5 | 実測値と解析の比較 | シェル解析 | 単調載荷 | 掘削工事中に実測したT字型山留め壁の挙動を地盤バネを用いて解析し,実測値を良好に再現できることを示した。 |
非線形ポアソン効果を考慮した三軸応力下のコンクリートの直交異方性構成モデル | 長沼一洋 | 建築学会 論文集 |
1996.7 | 材料構成 モデルの開発 実験と解析の比較 |
平面 応力解析 3次元解析 |
単調載荷 | 圧縮応力の増大に伴うポアソン比の増加を初期ひずみによって考慮する方法を提案し,既往の二軸加力実験,低側圧及び高側圧三軸圧縮試験を対象とした解析を行い,実験結果を良好に再現できることを示した。 |
正負繰返し強制変位を受ける鉄筋コンクリート耐震壁のFEM解析(その1,その2) | 長沼一洋,他 | 建築学会 大会 |
1996.9 | 材料構成 モデルの開発 実験と解析の比較 |
シェル解析 | 繰返し 載荷 |
載荷履歴の違いや,コンクリートの履歴特性モデルの違いが解析結果に及ぼす影響を検討し,いずれも荷重~変形関係の包絡線にはほとんど影響しないが,履歴特性モデルの違いは内部ループ形状や履歴面積に差異を生じることを指摘した。 |
鋼板コンクリート構造に関する研究(その4) | 米澤健次,他 | 建築学会大会 | 1996.9 | 実験と解析の比較 | 平面 応力解析 |
単調載荷 | 略算法の妥当性を検討するため,鋼板厚と軸力を変えた平板試験体のせん断加力の解析行い,コンクリートと鋼板のせん断負担率などがFEMと略算法で対応することを示した。 |
原子力発電所建物のRC有開口耐震壁の耐力評価 (その1,その2) |
小林 譲,他 | 建築学会大会 | 1996.9 | 実験と解析の比較 | 平面 応力解析 |
単調載荷 | 開口の有無,大きさ,層数をパラメータとした5体の試験体の実験を対象とした解析を実施し,耐力や破壊モードが実験結果とほぼ対応することを示した。 |
炭素繊維シートによる鉄道高架橋柱のせん断補強 | 岡野素之,他 | コンクリート 工学年次論文報告集 |
1997.6 | 実験と解析の比較 パラメータ 解析 |
平面 応力解析 |
単調載荷 | 高架橋柱下部を想定した実物大実験を対象として,炭素繊維シートとコンクリートの間の付着すべりを考慮した解析を行い,破壊モードや耐力が実験結果と良好に対応することを示した上で,炭素繊維シートの補強量をパラメータとした解析を行って,補強効果の評価式を提案した。 |
数値解析によるRC橋脚の破壊メカニズムに関する検討 | 大内 一,他 | コンクリート 工学年次論文報告集 |
1997.6 | 解析による 検討 |
平面 応力解析 |
単調載荷 繰返し載荷 |
T型橋脚を対象として,上部の回転慣性,軸力,地盤バネの有無をパラメータとした解析を行い,破壊モードや耐力に及ぼす影響を検討し,さらに正負繰返し載荷により破壊モードが曲げ型からせん断型に移行する可能性があることを示した。 |
コンクリート製原子炉格納容器耐震実証試験(その4,その5) | 中村 進,他 | 建築学会大会 | 1997.9 | 実験と解析の比較 | シェル解析 | 単調載荷 | 格納容器の一部を想定した曲率を有する壁3体の実験を対象とした解析を行い,最大耐力やライナープレートの負担せん断力がほぼ実験と対応することを示した。 |
鋼板コンクリート構造に関する実験的研究 (その4,その5,その6) |
大須賀 浩,他 | 建築学会大会 | 1997.9 | 実験と解析の比較 | 平面応力 解析 |
単調載荷 | 面内せん断力を受ける鋼板コンクリート平板試験体の実験より,開口有りと無しの2体を対象とした解析を行い,荷重~変形関係や開口脇のひずみ集中率が良好に再現できることを示した。 |
ハイブリッド構造に関する日米共同構造実験研究(CFT-22) | 米澤健次,他 | 建築学会大会 | 1997.9 | 実験と解析の比較 | 3次元解析 | 単調載荷 | コンクリート充填円形鋼管柱の実験を対象とした3次元解析を行い,最大耐力までの挙動は解析で再現できること,耐力低下域の挙動には鋼管の座屈を考慮していないこともあり,差異が見られた。 |
CFRPシートとコンクリートの付着挙動 (その1) |
佐藤裕一,他 | 建築学会 論文集 |
1997.10 | 解析対象の モデル化方法 実験と解析の比較 |
平面応力 解析 |
単調載荷 | コンクリート面に貼り付けたCFRPシートの付着試験を対象として,相対すべりを考慮するための接合要素に実験から推定した付着応力~すべり関係を与えて解析することで,実験の破壊過程を再現できることを示した。 |
CFRPシートとコンクリートの付着挙動 (その2) |
佐藤裕一,他 | 建築学会 論文集 |
1998.7 | 解析対象の モデル化方法 実験と解析の比較 |
平面 応力解析 |
単調載荷 | コンクリート面に貼り付けたCFRPシートをさらに拘束するように重ねて貼り付けた場合の付着試験を対象として,相対すべりとそれに伴うダイラタンシーを同時に表現するための接合要素を用いた解析を行い,実験結果と同様の傾向が再現さきることを示した。 |
ハイブリッド構造に関する日米共同構造実験研究(CFT-31) | 米澤健次,他 | 建築学会大会 | 1998.9 | 実験と解析の比較 | 3次元解析 | 単調載荷 | コンクリート充填円形鋼管柱及び角型鋼管柱とH型鋼梁の接合部の実験を対象とした3次元解析を行い,実験結果を解析で良好に再現できることを示し,さらに解析結果より鋼管とコンクリートの負担せん断力,接合部内の応力分布などを検討した。 |
鉄筋コンクリート有効梁のFEM解析 | 長沼一洋,他 | 建築学会大会 | 1998.9 | 実験と解析の比較 | 平面応力 解析 |
単調載荷 | 開口補強方法をパラメータとした8体の試験体を対象とした解析を行い,実験と同様の傾向が得られることを示した。 |
鋼管・コンクリート複合橋脚の三次元非線形有限要素解析 | 加藤敏明,他 | 土木学会 シンポジウム 論文集 |
1998.11 | 実験と解析の比較 解析による検討 |
3次元解析 | 単調載荷 | 鋼管とコンクリートの付着すべり特性を変化させた解析を行い,最大耐力は実験と対応することを示し,さらに,解析結果より鋼管のせん断力負担率やひずみ分布などを検討した。 |
鋼製ダンパー・ブレースを有するRC鉄道高架橋の耐震性能 | 岡野素之,他 | 構造工学 論文集 |
1999.3 | 実験と解析の比較 | 平面応力 解析 |
単調載荷 | ダンパー・ブレース付きRC門型架構の実験を対象として,ダンパー部分を取り出した部分モデルの解析を行い,初期剛性と降伏荷重は良好に対応するが,降伏後の剛性には差異が見られた。 |
三次元有限要素法を用いたCFT柱・鉄骨梁接合部の復元力特性に関する研究 | 米澤健次,他 | コンクリート 工学年次論文報告集 |
1999.6 | 実験と解析の比較 パラメータ解析 |
3次元解析 | 単調載荷 | 円形及び角型鋼管CFT柱とH型鋼梁の接合部の実験を対象とした3次元解析を行い,実験結果を解析で良好に再現できることを示し,さらに接合部の辺長比をパラメータとした解析により,せん断耐力への影響度を検討した。 |
Ultimate Capacity Analysis of 1/4 PCCV Model Subjected to Internal Pressure | Yonezawa,K.,et al. | SMiRT 15 | 1999.8 | 解析対象の モデル化方法 解析による検討 |
シェル解析 | 単調載荷 | 円筒壁内のアンボンドテンドンのすべりを考慮するための接合要素を用いて,内圧を受けるプレストレストコンクリート格納容器の挙動解析を行い,想定される最大内圧,破壊位置などを示した。 |
コンクリート製原子炉格納容器耐震実証試験(その12) | 江戸宏彰,他 | 建築学会大会 | 1999.9 | 実験と解析の比較 | シェル解析 | 単調載荷 | 振動台破壊実験が行われた1/10PCCVモデルを対象として,静的な一方向載荷解析を実施し,耐力,破壊モード,鉄筋のひずみ分布などが実験と良好に対応していることを示した。 |
鋼板コンクリート構造に関する実験的研究 (その27) |
大須賀 浩,他 | 建築学会大会 | 1999.9 | パラメータ解析 | 平面応力 解析 |
単調載荷 | 面内せん断力を受ける鋼板コンクリート平板試験体の開口補強方法をパラメータとした解析を行い,ひずみ集中度,補強方法の有効性などを検討した。 |
RC独立フーチング基礎の合理的配筋法に関する解析的検討 | 長沼一洋,他 | 建築学会大会 | 1999.9 | パラメータ解析 | 3次元解析 | 単調載荷 | 独立基礎が柱からのモーメントを受ける場合の変形や鉄筋応力を,3次元解析により配筋法をパラメータとして検討し,合理的な配筋法を示した。 |
面外方向の補強筋の拘束効果を考慮した平面要素による鉄筋コンクリート部材の解析手法 | 長沼一洋 | 建築学会 論文集 |
1999.10 | 解析手法の開発 | 平面応力 解析 3次元解析 |
単調 載荷 | 帯筋などによるコンクリートに対する拘束効果を考慮できる特殊な平面要素を開発し,柱を3次元で解析した場合と本要素で解析した場合で,同等の結果となることを示した。 |
論文タイトル | 著者 | 学会名・発表先 | 発表 年月 |
内容・目的 | 解析 種別 |
解析 方法 |
概要 |
水平力を受ける鋼管・コンクリート複合構造橋脚の挙動評価 | 田中浩一,他 | 土木学会 論文集 |
2000.5 | 解析対象の モデル化方法 実験と解析の比較 パラメータ解析 |
平面応力 解析 |
単調
載荷 繰返し 載荷 |
鋼管とコンクリートの付着試験を行い,その結果から付着~すべりモデルを誘導した。これを用いて橋脚の実験を対象とした解析を行い,実験を良好に再現できることを示した上で,鋼管の量や配置などをパラメータとした解析を実施し,せん断耐力評価式を提案した。 |
中空RC主塔模型のせん断実験 | 田中浩一,他 | コンクリート 工学年次論文報告集 |
2000.6 | 実験と解析の比較 | シェル解析 | 単調 載荷 | ボックス型断面の中空RC梁のせん断実験を対象とした解析を行い,せん断補強筋の強度が異なる場合の降伏状況の変化,せん断耐力に及ぼす影響などを検討した。 |
有限要素法を用いたコンクリート充填鋼管柱の履歴特性に関する解析的研究 | 米澤健次,他 | コンクリート 工学年次論文報告集 |
2000.6 | 材料構成モデルの開発 実験と解析の比較 |
平面応力 解析 |
繰返し 載荷 |
角型断面のCFT柱の実験を対象に,面外方向の鋼材による拘束を考慮できる平面要素を用い,鋼材には局部座屈による応力低下を考慮できるモデルを適用して正負繰返し解析を行った。鋼管厚とコンクリート強度を変化させた3体の解析結果は定性的には実験と同様の傾向を示した。 |
1/4PCCVのラウンドロビン試験前解析 (その1~その7) |
米澤健次,他 | 建築学会大会 | 2000.9 | 解析対象の モデル化方法 解析による検討 |
シェル解析 3次元解析 |
単調載荷 | 内圧を受けるPCCVモデルの全体解析及び部分解析を行い,限界内圧,破壊位置,内圧~変形関係などを予測した。円周方向テンドンと躯体部の間には曲面に沿ってすべりを考慮する特殊な要素を用いた。 |
鉄筋コンクリート立体耐震壁の動的FEM解析(その1~その2) | 長沼一洋,他 | 建築学会大会 | 2000.9 | 解析手法の開発 実験と解析の比較 |
シェル解析 | 時刻歴解析 固有値解析 |
一方向加振を受ける鉄筋コンクリート立体耐震壁の振動台実験の解析を実施し,弾性域から破壊に至るまでの挙動を良好に再現できることを示した。 |
繰返し応力下における鉄筋コンクリート板の解析モデル | 長沼一洋,他 | 建築学会 論文集 |
2000.10 | 材料構成モデルの開発 実験と解析の比較 |
平面応力 解析 |
繰返し載荷 | 2次元繰返し応力下におけるコンクリートおよび鉄筋の材料構成則を開発し,既往の平板試験体3体の解析を通して,解析精度を検証した。 |
鋼管コンクリート柱の曲げせん断挙動に対するFEM解析 | 米澤健次,他 | 大林組 技術研究所報 |
2001.2 | 材料構成モデルの開発 実験と解析の比較 |
平面応力 解析 |
繰返し載荷 | 鋼管厚とコンクリート強度が異なる3体の角型断面CFT柱の実験を対象とした正負繰返し解析を行い,履歴ループや等価粘性減衰定数が実験と比較的良好に対応することを示した。 |
鉄筋コンクリート壁体のFEMによる正負繰返し及び動的解析 | 長沼一洋,他 | 建築学会 論文集 |
2001.6 | 解析手法の開発 実験と解析の比較 |
平面応力 解析 シェル解析 |
繰返し載荷 時刻歴解析 |
平面応力下のひび割れモデルを最大6方向まで考慮できるように改良し,様々な形状の4体の壁試験体の正負繰返し載荷解析と,H型断面の立体RC耐震壁の時刻歴応答解析を行い,実験結果を良好に再現できることを示した。 |
RC構造部材の三次元繰返しFEM解析手法 | 米澤健次,他 | コンクリート 工学年次論文報告集 |
2001.7 | 材料構成モデルの開発 実験と解析の比較 |
シェル解析 3次元解析 |
繰返し載荷 | 3軸応力下の非直交ひび割れモデルを開発し,RCボックス壁及び柱梁接合部試験体の正負繰返し載荷解析を行い,実験結果との比較により,解析精度を検証した。 |
U型PCa梁「クリアビーム」の開発(その2) | 増田安彦,他 | 大林組 技術研究所報 |
2002.7 | 実験と解析の比較 | 平面応力 解析 |
単調載荷 | 解析により実験結果を良好に再現できることを示した上で,導入プレストレスを変数としたパラメータ解析を行い,プレストレスのレベルが構造性能に及ぼす影響を明らかにした。 |
コンクリート製原子炉格納容器の耐圧限界挙動に対する有限要素解析(その1) | 尾形隆永,他 | 建築学会 論文集 |
2001.8 | 解析対象の モデル化方法 解析による検討 |
シェル解析 | 単調載荷 | 内圧を受ける1/4PCCVモデルを対象として,テンドンのすべりを考慮する方法を考案し,漸増内圧を受ける解析により,変形挙動やひずみ集中の度合いを予測した。 |
Numerical Study on Ultimate Behavior of 1/4 PCCV Model Subjected to Internal Pressure | Yonezawa,K.,et al. | SMiRT 16 | 2001.8 | 解析対象の モデル化方法 解析による検討 |
シェル解析 | 単調載荷 | 内圧を受ける1/4PCCVモデルを解析領域を変えた4種類のモデルにより,テンドンのすべりを考慮して解析した。結果の相互比較により,解析対象のモデル化方法や境界条件の設定方法を検討し,さらに内圧により終局に至るまでの挙動を明らかにした。 |
RC構造部材の三次元繰返しFEM解析の精度向上 (その1~その2) |
米澤健次,他 | 建築学会大会 | 2001.9 | 材料構成モデルの開発 実験と解析の比較 |
3次元解析 | 繰返し 載荷 |
3軸応力下の非直交ひび割れモデルを用いて,RC梁及び2方向荷重を受ける直交梁付きRC柱梁接合部の3次元繰返し載荷解析を行い,実験結果と比較した結果,荷重~変形関係包絡線はほぼ対応するが,内部の履歴ループ形状には違いが見られた。 |
三次元振動台を用いたRC耐震壁の多方向入力時の挙動に関する研究 (その2) | 津田和明,他 | 建築学会大会 | 2001.9 | 実験と解析の比較 | シェル解析 | 単調 載荷 |
ボックス型断面のRC壁の水平1方向加振試験を対象として,静的漸増解析により耐力に至るまでの挙動を事前に予測した結果,実験の最大応答値はほぼ解析と対応した。 |
ハニカムプレキャスト柱合成構造橋脚の正負交番載荷試験 | 大口 健,他 | 土木学会 シンポジウム 論文集 |
2002.1 | 実験と解析の比較 | 3次元解析 | 繰返し 載荷 |
鋼管の座屈を簡略的に応力~ひずみ関係上で考慮した正負繰返し載荷解析を実施し,実験と比較した結果,実験よりやや耐力が高いが,履歴ループの形状は比較的対応することを示した。 |
CFT柱RCはり接合部の載荷試験と三次元FEM解析 | 山田正人,他 | コンクリート 工学年次論文報告集 |
2002.6 | 実験と解析の比較 | 3次元解析 | 単調載荷 | 接合部の通し鉄筋の付着すべり特性を考慮した解析により,実験結果を良好に再現できることを示した。また,ダイヤフラムの応力発生状況を明らかにした。 |
1/4PCCVのラウンドロビン試験前解析 (その10) |
米澤健次,他 | 建築学会大会 | 2002.8 | 実験と解析の比較 | シェル解析 | 単調載荷 | 内圧載荷試験の事前解析の結果を実験結果と比較し,変形や鋼材のひずみを精度良く再現できていることを示した。 |
1/4PCCVのラウンドロビン試験後解析 (その2~その3) |
米澤健次,他 | 建築学会大会 | 2002.8 | 実験と解析の比較 | シェル解析 | 単調載荷 | 内圧載荷試験の事後解析を全体モデルと開口部周辺モデルにより行い,実験でのライナー破断位置と解析によるひずみ集中位置が対応することなどを示した。 |
Ultimate Capacity Analysis of 1/4 PCCV Model Subjected to Internal Pressure | Yonezawa,K.,et al. | Nuclear Engineering and Design | 2002.9 | 解析対象の モデル化方法 解析による検討 |
シェル解析 | 単調載荷 | 円筒壁内のアンボンドテンドンのすべりを考慮するための接合要素を用いて,内圧を受けるプレストレストコンクリート格納容器の挙動解析を行い,想定される最大内圧,破壊位置などを示した。 |
Shear Loading Test of Reinforced Concrete Hollow Section Column for Bridge Tower | Tanaka,K.,et al. | The first fib Congress 2002 | 2002.10 | 実験と解析の比較 | シェル解析 | 単調載荷 | ボックス型断面の中空RC梁のせん断実験を対象とした解析を行い,せん断補強筋の強度が異なる場合の降伏状況の変化,せん断耐力に及ぼす影響などを検討した。 |
Pretest and Posttest Analyses for Nonlinear Behavior of 1/4 PCCV Model Subjected to Internal Pressure | Yonezawa,K.,et al. | The first fib Congress 2002 | 2002.10 | 解析対象の モデル化方法 実験と解析の比較 |
シェル解析 | 単調載荷 | 内圧載荷試験の事前解析および事後解析の結果を実験結果と比較し,変形や鋼材のひずみ,破壊性状などを精度良く再現できていることを示した。 | 論文タイトル | 著者 | 学会名・発表先 | 発表 年月 |
内容・目的 | 解析 種別 |
解析 方法 |
概要 |
1/4PCCVの耐圧限界挙動に関するラウンドロビン解析 | 井元勝慶,他 | コンクリート 工学 |
2003.1 | 実験と 各参加機関の 解析の比較 |
シェル解析 3次元解析 軸対称解析 |
単調載荷 | プレストレスコンクリート製原子炉格納容器(PCCV)を対象として、耐圧試験とそれに対する国際的なコンペティションの解析(解析手法を競うもの)を実施して、実機PCCVの非線形挙動、限界荷重及び破壊部位を高精度で予測可能な方法を開発した。 |
省スペース型制振システム「スリムダンパー」の開発 | 浅井英克,他 | 大林組 技術研究所報 |
2003.2 | 実験と解析の比較 解析による検討 |
シェル解析 | 単調載荷 | コンクリートと鋼板からなる制振ダンパーの実験を対象とした解析を行い,実験結果を良好に再現できることを確認した上で,内部応力状態やひずみ性状に関して検討した。 |
1/4PCCVの耐圧限界挙動に関する非線形有限要素解析 -ラウンドロビン試験前・試験後解析- |
米澤健次,他 | 大林組 技術研究所報 |
2003.2 | 実験と解析の比較 解析による検討 |
シェル解析 | 単調載荷 | テンドン摩擦モデルを用いて内圧載荷試験を対象とした解析を実施した。コンクリートの乾燥収縮の影響を考慮することで,解析結果は実験結果と良好に対応することを示した。 |
ハニカムプレキャスト柱合成構造橋脚の開発 | 野村敏雄,他 | 大林組 技術研究所報 |
2003.2 | 実験と解析の比較 解析による検討 |
3次元解析 | 繰返し載荷 | 鋼管の座屈を簡略的に応力~ひずみ関係上で考慮した正負繰返し載荷解析を実施し,荷重~変形関係や連結部鋼材に作用するせん断力に関して実験結果と比較した。 |
振動台実験による鋼製ダンパー・ブレース付き高架橋の地震応答性状 | 岡野素之,他 | 構造工学論文集 | 2003.3 | 部材の簡略 モデルの誘導 |
平面 応力解析 |
単調載荷 | RC架構の荷重~変形関係モデルを決定するため,主筋の抜出しを考慮した解析を実施した。 |
コンクリート充填鋼管柱と鉄筋コンクリート梁接合部の載荷試験と三次元FEM解析 | 山田正人,他 | 構造工学論文集 | 2003.3 | 実験と解析の比較 解析による検討 |
3次元解析 | 単調載荷 | 梁主筋の付着すべりを考慮した解析を行い,荷重~変位関係や主筋のひずみ性状を実験結果と比較した結果,両者は良好に対応した。 |
プレストレストコンクリート格納容器模型の動的非線形FEM解析 | 長沼一洋,他 | 建築学会論文集 | 2003.4 | 解析手法の開発 実験と解析の比較 |
シェル解析 | 時刻歴解析 | 時刻歴応答解析で振動台のピッチングを考慮する方法を提案し,さらに時間増分を自動的に制御する手法を用いることで,試験体の弾性から破壊に至るまでに動的性状を良好に再現できることを示した。 |
高強度コンクリートを使用した鉄筋コンクリート柱部材の火災時の変形性状に関する解析的研究 | 一瀬賢一,他 | 建築学会論文集 | 2003.6 | 実験と解析の比較 解析による検討 |
2次元解析 | 熱伝導解析 熱応力解析 |
RC柱の載荷加熱実験を対象とした解析を行い,内部温度や軸方向変形が実験とほぼ対応することを確認した。さらに,パラメータ解析によりRC柱の耐火性能を検討した。 |
正負繰返し荷重を受けるRC柱の3次元FEM解析 | 米澤健次,他 | コンクリート工学年次論文報告集 | 2003.7 | 実験と解析の比較 | 3次元解析 | 繰返し載荷 | 非直交ひび割れモデルを用いてせん断破壊する3体のRC柱の解析を行った結果,最大耐力までの挙動はほぼ良好に再現できることを確認した。 |
Analytical Study on Structural Failure Mode of 1/4PCCV Test Model | Yonezawa,K.,et al. | SMiRT 17 | 2003.8 | 実験と解析の比較 解析による検討 |
3次元解析 軸対称解析 |
単調載荷 | 内圧載荷試験の事前解析による破壊モードの予測、および事後解析によるシミュレーションを実施した。国際的な解析コンペにおいて最も実験結果の非線形挙動を予測できた。 |
内圧を受けるPCCVの構造限界挙動に関する解析的研究 (その1 試験概要と解析概要) | 尾形隆永,他 | 建築学会大会 | 2003.9 | 解析対象のモデル化方法 解析手法 |
シェル解析 | 繰返し載荷 | 内圧を受ける1/4プレストレストコンクリート格納容器模型の概要とモデル化方法,解析方法を述べた。 |
内圧を受けるPCCVの構造限界挙動に関する解析的研究 (その2 解析結果と試験結果の比較) | 井元勝慶,他 | 建築学会大会 | 2003.9 | 実験と解析の比較 解析による検討 |
シェル解析 | 繰返し載荷 | LST(空気による内圧試験)とその後のSFMT(水圧破壊試験)のシミュレーション解析を実施し,除荷,再載荷を含め,実際の非線形挙動を精度良く再現できることを確認した。 |
鋼板コンクリート構造を用いた厚肉円筒形壁の構造性能に関する研究 (その1 構造特性試験) | 秋田昇道,他 | 建築学会大会 | 2003.9 | 実験と解析の比較 解析による検討 |
3次元解析 | 単調載荷 | 原子力関連の鋼板コンクリート構造体の水平加力実験の概要について述べた。 |
鋼板コンクリート構造を用いた厚肉円筒形壁の構造性能に関する研究 (その2 試験前解析) | 奥谷哲也,他 | 建築学会大会 | 2003.9 | 実験と解析の比較 解析による検討 |
3次元解析 | 単調載荷 | 試験体のモデル化方法,解析手法,試験前解析結果の概要について述べた。破壊モードや荷重~変形関係は実験結果と良好に対応した。 |
鋼板コンクリート構造を用いた厚肉円筒形壁の構造性能に関する研究 (その3 試験後解析) | 川里 健,他 | 建築学会大会 | 2003.9 | 実験と解析の比較 解析による検討 |
3次元解析 | 単調載荷 | 実験結果に基づいて,解析条件をさらに実際に近いものに改善した結果,鋼板のひずみ性状など,細部にわたって精度良く再現できることを確認した。 |
RC構造部材の3次元繰返しFEM解析の精度向上 (その3 非直交ひび割れモデルの改良と付着すべりモデルの導入) | 長沼一洋,他 | 建築学会大会 | 2003.9 | 材料構成モデルの開発 | 3次元解析 | 繰返し載荷 | 非直交ひび割れモデルを改良して,より多様なひび割れ性状を再現可能にすると共に,付着すべり関係の履歴特性モデルを導入して,3次元解析の適用範囲を広げた。 |
RC構造部材の3次元繰返しFEM解析の精度向上 (その4 RC構造部材に会対する解析精度) | 米澤健次,他 | 建築学会大会 | 2003.9 | 材料構成モデルの開発 | 3次元解析 | 繰返し載荷 | その1のモデルを用いて,RC梁1体とRC柱梁接合部2体の解析を行った結果,曲げ降伏型の試験体に関しては,包絡線,履歴ループ共に良好に再現できた。せん断破壊型は履歴ループにやや違いが見られるものの,包絡線は良好に対応した。 |
火災加熱を受ける鉄筋コンクリートデッキスラブのFEM解析 | 丹羽博則,他 | 建築学会大会 | 2003.9 | 実験と解析の比較 | 2次元解析 | 熱伝導解析 熱応力解析 |
RCデッキスラブの耐火性能試験を対象としたシミュレーション解析を行い,鉄筋温度,裏面温度,たわみなどが実測値と良好に対応することを確認した。 |
鋼管コンクリート杭の杭頭接合部に関する実験的研究 (その4 杭頭接合部の終局曲げ耐力の評価) | 高見信嗣,他 | 建築学会大会 | 2003.9 | 実験と解析の比較 解析による検討 |
3次元解析 | 単調載荷 | 解析により実験の荷重~変形関係が再現できることを確認し,さらに,解析から得られた内部応力状態に基づいて終局曲げ耐力の算定法を提案した。 |
PC複合トラス橋格点部におけるせん断耐荷機構の解析的検討 | 富永高行,他 | 土木学会大会 | 2003.9 | 実験と解析の比較 解析による検討 |
3次元解析 | 単調載荷 | 鋼管接合部の応力状態や鋼材とコンクリートの荷重分担率を解析により検討した。 |
水素爆発による鉄筋コンクリート造構造物への影響予測(その1~その2) | 諏訪好英, 他 | 水素エネルギー協会大会 | 2003.12 | 解析による検討 | シェル解析 | 時刻歴解析 | 水素爆発による作用圧力を分布荷重として与えた動的解析により,RC壁の応答を予測した。 |
正負繰返し荷重を受ける鉄筋コンクリート部材の三次元非線形FEM解析 - 自社開発ソフト”FINAL""の精度向上 - | 米澤健次, 他 | 大林組 技術研究所報 | 2003.12 | 実験と解析の比較 解析による検討 |
3次元解析 | 繰返し載荷 | 繰返し載荷荷重を受けるRC部材の非線形挙動を三次元解析で再現するために、三軸応力下の非直交ひび割れモデルを開発し、平面応力下の材料構成則を3次元応力下に拡張した。梁・柱・柱梁接合部を対象に解析を行い、実験結果を概ね再現できた。 |
高強度コンクリートを使用した鉄筋コンクリート柱部材の 火災時における軸方向変形挙動に関する解析的研究 | 一瀬賢一,他 | 大林組 技術研究所報 | 2003.12 | 火災時における柱部材の 非線形挙動を再現 |
2次元解析 | 熱伝導解析 熱応力解析 |
コンクリート・鉄筋の温度依存性を考慮したモデルを用いた非線形FEM解析によりRC柱部材の耐火試験における軸方向変形挙動を概ね再現できた。 | 論文タイトル | 著者 | 学会名・発表先 | 発表 年月 |
内容・目的 | 解析 種別 |
解析 方法 |
概要 |
コンクリート構造物の耐火性能に関する検討 | 永井秀樹,他 | 土木学会 関東支部 技術研究発表会 | 2004.3 | 外部火災を受ける RC容器構造物の挙動予測 |
シェル解析 | 熱応力解析 | 隣接タンクが火災を生じた場合のタンク温度分布をABAQUSで求め,これを温度荷重としてFINALで解析し,応力分布を求め,安全性を検討した。 |
圧縮型鋼製ダンパー・ブレースによるRCラーメン高架橋の耐震補強工法 | 吉田幸司,他 | 構造工学論文集 | 2004.3 | 解析によるディテールの 検討 実験による性能確認 |
シェル解析 | 単調載荷 | ダンパーの開発に際して,その変形機構を確認するため,ディテールを変化させた解析を行い,もっとも効果的に機能するケースを検討した。 |
縦型鋼製ダンパーを有するRC高架橋の振動台実験と解析 | 岡野素之,他 | 構造工学論文集 | 2004.3 | 振動台実験及び パラメトリック解析による検討 |
平面 応力解析 |
単調載荷 | 振動台実験によりダンパーの基本的な性能を確認した上で,架構とダンパーの強度や,架構の形状などを変化させた解析により,ダンパーの有効性を検討した。 |
水素ガス爆発事故対策に関する基礎的研究 第2報:水素爆発衝撃力を受けるRC壁の非線形応答解析 | 米澤健次, 他 | 計算工学講演会論文集 | 2004.5 | FINALとAUTODYNを用いた解析的検討 | 2次元解析 | 時刻歴解析 | 衝撃解析コードAUTODYNとFINALを用いて水素爆発圧力を受けるRC壁の応答解析を実施した。また、FINALを用いたパラメトリックスタディーにより損傷度を解析的に把握した。 |
Simulation of Nonlinear Dynamic Response of Reinforced Concrete Scaled Model Using Three-Dimensional Finite Element Method | Naganuma,K., et al. | 13th WCEE | 2004.8 | 材料モデルの検証
付着すべりモデルの 開発 実験と解析の比較 |
シェル解析 3次元解析 |
繰返し載荷 時刻歴解析 |
材料モデルの基礎的検証結果をまとめて示した上で,RC立体壁,柱梁接合部,PCC模型などの正負繰返し載荷解析,時刻歴応答解析を行い,実験と良好に対応していることを示した。 |
本格的に長寿命を追求した高層鉄骨造建築の構造設計 その3.外装ダブルコラムマリオンを利用した制振部材について | 鳥井信吾,他 | 建築学会大会 | 2004.8 | 制振部材の設計及び安全性検討 | 3次元解析 | 単調載荷 | 外装ダブルコラムマリオンを利用した制振部材に対する設計及び安全性を検討した。この制振部材はRCとSとの混合構造となっており、コンクリートと鋼材の取合いを三次元モデルにより忠実に再現し、構造性能を確認した。 |
繰返し荷重を受けるプレストレストコンクリート外側柱梁接合部の 三次元FEMによる事前解析 | 米澤健次, 他 | 建築学会大会 | 2004.8 | 試験前解析による シミュレーション技術の精度確認 |
3次元解析 | 繰返し載荷 | 圧着接合されたPC柱梁接合部実験に先立ち、事前解析を実施した。事前解析結果は実験結果を良好に予測しており、同様な解析手法を用いて、直交梁の影響を解析的に把握した。 |
水素関連施設の安全性に関する研究 その2:水素爆発衝撃力を受けるRC 壁の動的非線形FEM解析 | 長沼一洋,他 | 建築学会大会 | 2004.8 | パラメトリックスタディーによる 解析的検討 |
2次元解析 | 時刻歴解析 | 水素爆風圧を受けるRC壁に対して、壁厚、配筋量、壁高さ、及び爆風圧の最大圧力・力積を変化させたパラメトリックスタディによりRC壁の損傷度を検討した。 |
水素ガスの爆発事故対策に関する研究(その2) 水素爆風圧を受けるR C 壁の非線形応答解析 | 米澤健次,他 | 大林組 技術研究所報 | 2004.12 | FINALとAUTODYNを用いた解析的検討 | 2次元解析 | 時刻歴解析 | 衝撃解析コードAUTODYNとFINALを用いて水素爆発圧力を受けるRC壁の応答解析を実施した。また、FINALを用いたパラメトリックスタディーにより損傷度を解析的に把握した。 |
2方向繰返し水平荷重を受ける逆L 字型RC橋脚模型実験のFEM3次元解析 | 大内一,他 | コンクリート工学年次論文報告集 | 2005.6 | 3軸応力下コンクリート 構成則の精度検証 |
3次元解析 | 繰返し 載荷 |
捻り・曲げ・せん断が同時に繰返し載荷されたRC橋脚模型実験を対象に三次元繰返しFEM解析を実施し、材料構成則の精度を確認した。 |
鋼管・コンクリート複合構造のせん断耐力にコンクリート強度が及ぼす影響 | 田中浩一 | コンクリート工学年次論文報告集 | 2005.6 | パラメトリックスタディーによる解析的検討 | 平面応力 解析 |
単調載荷 | 鋼管・コンクリート複合構造のせん断耐力に対するコンクリート強度の影響をパラメトリックスタディーにより解析的に検討。 |
SRC造内柱梁接合部におけるせん断応力分担に関する非線形有限要素解析 | 穴吹 拓也,他 | コンクリート工学年次論文報告集 | 2005.6 | 応力伝達機構の検証 | 3次元解析 | 繰返し 載荷 |
SRC柱梁接合部を対象に解析を行い、実験結果との比較より解析精度を確認し、また、内部応力伝達機構を解析的に検討。 |
鉄筋コンクリート造柱部材のせん断非線形性状評価手法の実験的検証 | 杉本 訓祥 | 日本建築学会構造系論文集 | 2005.6 | RC柱のせん断性状に対する 解析精度の検証 |
3次元解析 | 単調載荷 | RC柱のせん断性状についてFEM解析と新たに開発されたマクロモデル及び実験結果を比較検証した。 |
RC柱の3次元動的FEM解析精度の検証 | 米澤健次, 他 | 建築学会大会 | 2005.9 | 3次元動的FEM解析精度の検証 | 3次元解析 | 時刻歴 解析 |
3次元動的FEM解析に対する解析精度の検証を目的に振動台実験を行い、その実験のシミュレーションにより解析精度を検証した。 |
分散ひび割れ型FEMによるひび割れ幅予測(その1) | 佐藤裕一,他 | 建築学会大会 | 2005.9 | ひび割れ幅予測手法の開発 | 平面応力 解析 |
単調載荷 | 2次元FEM解析によりひび割れ幅を予測する手法を開発し、既往の実験との比較よりその有効性を確認した。 |
分散ひび割れ型FEMによるひび割れ幅予測(その2) | 長沼一洋,他 | 建築学会大会 | 2005.9 | ひび割れ幅予測手法の検証 | 平面応力 解析 |
単調載荷 | 2次元FEM解析によりひび割れ幅を予測する手法を開発し、既往の実験との比較よりその有効性を確認した。 |
SRC造内柱梁接合部におけるせん断応力分担に関する非線形有限要素解析(その1) | 後藤康明,他 | 建築学会大会 | 2005.9 | 応力伝達機構の検証 | 3次元解析 | 繰返し 載荷 |
SRC柱梁接合部を対象に解析を行い、実験結果との比較より解析精度を確認し、また、内部応力伝達機構を解析的に検討。 |
SRC造内柱梁接合部におけるせん断応力分担に関する非線形有限要素解析(その2) | 穴吹拓也,他 | 建築学会大会 | 2005.9 | 応力伝達機構の検証 | 3次元解析 | 繰返し 載荷 |
SRC柱梁接合部を対象に解析を行い、実験結果との比較より解析精度を確認し、また、内部応力伝達機構を解析的に検討。 |
スマートAEセンサを用いたRC建物の構造ヘルスモニタリング実用化(1/3) RC4層建物模型振動台実験におけるひび割れ範囲事前予測の可能性 | 円,他 | 建築学会大会 | 2005.9 | 構造ヘルスモニタリングの 実用化に対する検証 |
3次元解析 | 時刻歴解析 | 構造ヘルスモニタリング手法の実用化に対する検証を目的に、RC4層建物模型振動台実験の事前解析を行い、実験結果を予測した。 |
逆L 字型RC橋脚模型実験の3次元非線形FEM解析 | 大内一,他 | 土木学会大会 | 2005.9 | 3軸応力下コンクリート 構成則の精度検証 |
3次元解析 | 繰返し 載荷 |
捻り・曲げ・せん断が同時に繰返し載荷されたRC橋脚模型実験を対象に三次元繰返しFEM解析を実施し、材料構成則の精度を確認した。 |
CRACK TRACING PROCESS FOR SMEARED-CRACK-BASED NONLINEAR FEM | Sato, Y., et al. | 都市地震工学 国際会議 | 2006.3 | ひび割れ幅予測手法の開発 | 平面応力 解析 |
単調載荷 | 2次元FEM解析によりひび割れ幅を予測する手法を開発し、既往の実験との比較よりその有効性を確認した。 |
鋼製パネル組立てによるRC柱の耐震補強に関する研究 | 長縄 卓夫,他 | 構造工学論文集Vol.52A | 2006.3 | 組立鋼製パネル補強効果の検討 | 平面応力 解析 |
単調載荷 | 組立構成パネルの補強効果に対して、実験を再現し、かつ、パラメトリックに解析を行い解析的な検討を行った。 |
逆L字型RC橋脚模型ハイブリッド載荷実験のFEM3次元解析 | 大内一,他 | コンクリート工学年次論文報告集 | 2006.6 | 3軸応力下コンクリート 構成則の精度検証 |
3次元解析 | 繰返し 載荷 |
捻り・曲げ・せん断が同時に作用するRC橋脚模型ハイブリッド載荷実験を対象に三次元繰返しFEM解析を実施し、材料構成則の精度を確認した。 |
CFRP 板を用いた既存耐震壁の新規開口補強に関する研究 | 萩尾 浩也,他 | コンクリート工学年次論文報告集 | 2006.6 | CFRP補強した開口耐震壁の 構造性能に対する検討 |
平面応力 解析 |
単調載荷 | CFRP 板を用いた既存耐震壁の新規開口補強に対して、実験結果のシミュレーションを実施、構造性能を解析的に検討した。 |
鋼製パネル組立によるRC柱の耐震補強工法の開発 | 岡野素之,他 | コンクリート工学 テクニカルレポート | 2006.8 | 組立鋼製パネル補強効果の検討 | 平面応力 解析 |
単調載荷 | 組立構成パネルの補強効果に対して、実験を再現し、かつ、パラメトリックに解析を行い解析的な検討を行った。 |
多方向入力を受けるRC造4層壁フレーム模型振動台実験の3次元動的FEM解析 その1:解析概要 | 長沼一洋,他 | 建築学会大会 | 2006.9 | 3次元動的FEM解析精度の検証 | 3次元解析 | 時刻歴 解析 |
3次元動的FEM解析に対する解析精度の検証を目的にRC4層壁フレーム模型の振動台実験の解析を実施。ねじれを伴う複雑な非線形挙動を精度良く再現できた。 |
多方向入力を受けるRC造4層壁フレーム模型振動台実験の3次元動的FEM解析 その2:解析結果 | 米澤健次, 他 | 建築学会大会 | 2006.9 | 3次元動的FEM解析精度の検証 | 3次元解析 | 時刻歴解析 | 3次元動的FEM解析に対する解析精度の検証を目的にRC4層壁フレーム模型の振動台実験の解析を実施。ねじれを伴う複雑な非線形挙動を精度良く再現できた。 |
分散ひび割れ型FEM によるひび割れ幅の予測 (その3:3 次元解析) | 佐藤裕一,他 | 建築学会大会 | 2006.9 | ひび割れ幅予測手法の開発 | 3次元解析 | 単調載荷 | 2次元に引続き、3次元FEM解析によりひび割れ幅を予測する手法を開発し、既往の実験との比較よりその有効性を確認した。 |
温度荷重に対する設計例(鉄筋コンクリート造) | 丹羽博則 | 建築学会大会 PD資料 |
2006.9 | 温度荷重を受ける RC建物のひび割れ・変形評価 |
シェル解析 | 熱応力解析 | 外気温など環境条件による温度変化が及ぼす影響として,RC建物に生じるひび割れ,特に使用性上の観点から不具合が顕在化しやすい外壁のひび割れ現象を対象として検討を行った結果を紹介。 |
大断面RC杭頭接合部の強度・変形性能 | 米澤健次, 他 | 建築学会大会 PD資料 |
2006.9 | 杭頭接合部に対する 三次元FEM解析精度の検証 |
3次元解析 | 単調載荷 | 内柱下及び側柱下の杭頭接合部を対象として解析を行い、実験結果を良好な精度で再現できることを確認した。 |
上下動を伴うRC柱のFEM解析 | 田中浩一,他 | 土木学会大会 | 2006.9 | 2次元FEM解析による 動的挙動の再現性の検証 |
2次元解析 | 時刻歴解析 | 2次元モデルによる動的解析でも、3次元FEM解析と同様に、主筋座屈開始までの挙動をよく再現することができた。 |
水素爆風圧を受けるRC 壁の応答性状に対する動的非線形FEM 解析 | 米澤 健次 | 日本建築学会構造系論文集 | 2006.10 | 水素爆風圧を受ける RC壁に対する解析精度の検証 |
平面応力 解析 |
時刻歴解析 | 水素爆風圧を受けるRC壁の非線形動的応答性状に対する2次元FEM解析を行い、実験結果を良好に再現できることを検証した。また、数値実験により衝撃波形が非線形応答性状に与える影響を考察した。 |