新機能紹介
FEMAP 11.2 リリース情報
ジオメトリ
[ジオメトリ]-[ソリッド]-[スライス]コマンドの機能が拡張されました。
従来のスライス関連のコマンドが統合され、操作や方法が増えました。


元のソリッドは切断されません
[操作]セクションで断面を選択すると、ソリッドの内側にサーフェスを作成します。
[方法]セクションではシートソリッドやカーブも選択できます。

[ジオメトリ]-[中立面]-[自動]コマンドで[可変厚さ処理]が追加になりました。


ジオメトリを構成するポイント、カーブ、サーフェスが移動できるようになりました。
[修正]-[移動-ベクトル指定]-[ポイント]コマンド等


メッシングツールボックス
[フィーチャ除去]ツールの[フィーチャタイプ]に[ブレンド]が追加になりました。
個々のフィレットを選択する代わりに対象のソリッド、シートソリッド、あるいは一般化ボディを選択することができます。

ソリッドから自動的にフィレットを検知し、
許容値以下のフィレットを削除します
[フィーチャ編集]ツールの[操作]に[編集]が追加になりました。
ソリッド、シートソリッド、一般化ボディ上の円筒面や球面のサイズを変更することができます。

[ジオメトリ編集]ツールの[操作]に[ポイントを投影/移動]、[投影カーブ]が追加になりました。

ジオメトリ編集ツール-[延長]で[延長先]に[サーフェス]と[サーフェス自動カーブ]が追加されました。

[メッシュ]-[ジオメトリ]-[ソリッド]コマンドが改良されました。

厚さ方向に2から10層の間で層数を指定して、四面体要素を生成できる様になりました。
[メッシュ]-[スプリット]-[エッジスプリット]コマンドに複数のオプションが追加されました。
“スプリットの回数”、“バイアスの種類”、“バイアス・ファクタ”、“小さい要素の場所”を指定、選択できるようになりました。

線要素のコンター表示が可能になりました。
平面要素やソリッド要素と同時に線要素のコンター表示ができるようになりました。

[モデル]-[荷重]-[フェース上のノード]で[値]の定義値を[合計値]として解釈するオプションが利用できるようになりました。
各ノードが接続している要素フェースの面積比から指定した荷重値を分配して作用させます。

プレート要素自身にコーナー厚さを指定できるようになりました。
テーパプレートでは要素ごとに必要だったプロパティが、一つのプロパティで設定可能になりました。

[モデル]-[アウトプット]-[解析スタディの作成/管理]コマンドが追加になりました。
解析スタディはアウトプットセット(個々の結果データのセット)のコレクションで、解析結果を整理することができます。

注記にコメントが記入できます。
モデル情報ツリーのコンテキストメニューからスタディに所属している解析結果のみを対象にマルチセットアニメーション、最大値、最小値等のエンベロープ処理が行えます。
[データサーフェスエディタ]に[結果セット処理データサーフェス]が追加されました。
既存のアウトプットセットを処理して、その結果からアウトプットセットを新規作成/更新するための専用データサーフェスです。

個々の解析結果に係数をかけて足し合わせたり、エンベロープを作成したりできます。

[データサーフェスエディタ]に[接続マネージャデータサーフェス]が追加になりました。

モデル上のコンタクトをテーブル形式で表示し、インタラクティブに設定/確認できます。
