ツールキット(オプション)
EasyFlex
メッシュを使用せずに変形を表現
従来のFEMとは全く異なる、新しい種類の構造解析です。
メッシュが必要ないので、構造解析におけるメッシュ作成の煩わしさから解放されます。
メッシュ生成のためのCAD形状修正も基本的に不要です。
DAFULではCAD形状に対してメッシュフリー法の指定を行うだけでOKです。
MeshFree法におけるボディ内部状態の表現
ボディ内に節点とドメインを配置することで 内部状態を表現します。
Drivetrain Toolkit
システムのNVH解析に適したツールキット
利便性の高いモデル作成システム
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トランスミッションの振動解析
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ステアリングの振動解析
- Drivetrain Toolkit導入のポイント
- 時間領域の解析によりRattleNoiseの振動解析が可能です
Drivetrain Toolkitの使用で様々な振動問題にアプローチすることが可能です!
Chained System Toolkit
Chained System
繰り返しによるシステムを簡単にモデル化
チェーンのような同じボディを繰り返し配置するモデルは、ボディ数や接触・ジョイントなどの設定が非常に数多くなり、構成が単純な割にモデル化が大変です。Chained System Toolkitはこのような同じボディの繰り返し配置と設定を自動で行うことができます。チェーンモデルであれば各スプロケットの半径と巻き方向を指定するだけで自動的にチェーンが配置されます。またあらかじめ決めたルールに従い、接触等の設定もすべて自動で行うことができます。
一般化した概念により様々なモデルへ適用可能
システムを"Path" (スプロケットやプーリーなどの巻かれるもの) と"Segment" (チェーンやベルトなど巻くもの) という概念によって整理し、多種多様なモデルに汎用的に適用できるような設計となっています。それゆえチェーンだけでなく、ベルト、履帯、CVTなど、様々なシステムに適用できます。
Track
Chained Systemの用途を履帯に絞って高機能化
Chained Systemの自動モデリング機能に加え、形状自動作成機能が追加されています。自動作成できる形状として、履帯のプーリー類と履帯セグメントそれぞれで数種類のテンプレートが用意されています。
Car Toolkit
自動車サスペンション向けのバーチャル・プロトタイプ環境
自動車サスペンション自体はプラットフォーム毎、またはモデル毎で異なりますが、その基本的な構成は主に数種類に分類され、また設計のための解析検討も、主なものはサスペンションによらず共通しています。Car Toolkitではこれらの構成を解析検討項目をテンプレートとしてデータベース化し、簡略化したモデル構築プロセスを提供します。これにより、機構・構造解析による設計検討をDAFUL環境内で一括して行うことができます。
2種類の解析環境
DAFULのCar Toolkitには"Half Car"と"Full Car"の2種類の解析環境を提供可能です。
"Half Car"はサスペンション単体の解析環境で、サスペンション形式毎にジオメトリがテンプレート化されています。ここではホイールアライメントや剛性の検討を行うことができます。
"Full Car"はサスペンションを含む自動車の走行シミュレーションが可能で、サスペンションにエンジン、トランスミッション、タイヤなどの簡易コンポーネントを組み合わせることで、走行シミュレーション可能なモデルを簡単に構築可能です。テンプレート化された走行パターンを適用することで、定型的な走行シミュレーションを簡単に実行できます。
テンプレート類はカスタマイズ可能
Car Toolkitはデフォルトで数種類のテンプレートを提供しますが、お客様での解析検討に合わせた環境をカスタマイズ可能です。それゆえお客様の設計プロセスに合ったバーチャル・プロトタイプ環境を提供可能です。