AutoCADのACIS、GeoramaのGDOファイルはCADの座標位置で表示されます。
CAD座標値は測量より得られた位置情報を有しており原点から離れている場合があります。
原点から離れた位置で処理を行うと、ジオメトリ計算および数値解析上の計算精度が落ちます。(桁落ち)
これが原因でソリッド分割が行えていませんでした。
・桁落ちの例
10000.123、10000.456、で有効桁5桁の計算を行う。
有効数5桁ではそれぞれ 0000.1、10000.4 となり桁落ちが生じる。
2数を比較する場合 10000 は意味のない数値で桁落ちの原因となっている。
10000 を減じて 0.123、0.456 とすれば有効桁内で精度よく計算できる。
この場合、原点までモデルを平行移動することでこのエラーを回避できます。
平行移動は以下のコマンドを利用します。
コマンド : [ジオメトリ]-[トランスフォーム]-[並進]
・2ポイントベクトル
移動方向を決める方法として2ポイントベクトルを利用すると便利です。
以下の規則でジオメトリを移動させます。
方向 : 2ポイント選択して始点から終点に向かう方向
距離 : 2ポイント間の距離
始点としてモデルの1ポイントを選択します。
終点として原点を選択します。(数値入力も可)
「距離」の横にある「<」ボタンを押すと2点間の距離が計算されます。
2ポイントベクトルでは方向、距離が同時に定義されるため平行移動では大変便利です。