BNDFは"切かき力"の処理に使用しています。
解析モデルを水平加振した場合、モデルがせん断変形せず、回転モードがでてきます。
この回転モードは側方境界を有限領域で区切ることで出るモデル形状に起因するモードです。
これを解析的に除去する必要があります。
このモードの原因となる回転力(切かき力)と同じ大きさで反対向きの力を計算し、解析するときに BNDF が利用されます。
概念図としてトランスレータレファレンス 7-194 をご覧下さい。
図中 FL が"切かき力"です。
解析結果を見て、側方境界が浮き上がる、または、沈み込むなどのモードが見られない場合は必要ありません。
せん断変形のみの応答でしたら考慮する必要はありません。
このモードはモデル形状に依存しておりまして、縦長の形状になるほどこの回転モードがでてきます。
(計算例)
BNDFの値は次のように計算します。
FEMモデルの奥行き:1m
自由地盤の奥行き:1000m
BNDF=(FEMモデルの奥行き)÷(自由地盤の奥行き)=1/1000=0.001
(コネクション)
BNDFを利用するとき4節点ダンパー要素のコネクションは次のようにモデル化します。
G1、G2 : FEMモデル節点と接続
G3、G4 : 自由地盤節点と接続