engineering-eye HOME > お客様の広場 > Midas/Civil:サポート > FAQ > 07_FEM解析 > 板要素と梁要素のラップ区間のモデル化について
 

板要素と梁要素のラップ区間のモデル化について

板要素と梁要素のラップ区間は剛性評価が不適切なのでは?

BeamShell.jpg    

 

 

 

 

上図グレーのパイプは梁要素、赤線は梁要素の軸線位置、緑色は板要素、水色は剛体連結を表しています。

図1は梁要素の軸線を断面の図心位置に取り、板要素をその位置まで配置したモデルです。このモデル化による解析も一般的に行われておりますが、図を見て解る通り、板要素と梁要素のラップ区間が存在する事により剛性評価が不適切なのでは?と考えられる場合には図2、図3のモデル化により対応する事ができます。

図2.梁要素区間の平面保持を保ちつつ、板要素剛性を省く
      パイプの円周上に節点を設け、板要素をその節点位置までとします。
      板要素と梁要素は直接結合せずに2点間を剛体連結とします。

図3.断面データの偏心機能を用いる
    MIDAS/Civilでは梁要素の軸線は必ずしも断面図心にある必要はありません。
  断面データのダイアログ左下の『偏心の変更』ボタンを押すと断面内のどの位置に軸線が来るかを設定する事が可能です。
    この機能を用いて現在パイプの中心に取っている節点を円周上に移動し、偏心も円周上に合せます。
  尚、MIDAS/Civilでは図心位置以外に軸線を取った場合に図心からの離れを考慮したオフセットモーメントを自動載荷します(考慮しない事も可能)

注意点としましてはいずれの場合も現状のモデルに加えてオフセットモーメントが作用する事になり、結果傾向が変わる可能性がございます。