断面の偏心(骨組み軸線が断面内のどの位置を通るか)を変更した場合、その断面の持つ断面2次モーメント等は変更されません。しかしながら以下の様な効果があります。
まず、MIDAS/Civilには2つの骨組みがあります。
1)見た目の骨組み
2)解析上の骨組み
偏心の変更により見た目の骨組みはどの位置にも変更する事ができますが解析上は断面図心を繋いだ軸線により解析されています。簡略して説明しますと載荷した荷重が断面図心から見てどれだけの偏心量を持っているかを認識し自動的に偏心モーメントを載荷します。
従いましてMIDAS/Civilでは軸線がどこであろうと常に断面図心に作用する断面力を得る事ができます。しかしながら日本国内では軸線を簡略化しても前述の様な偏心モーメントを考慮しない解析を行うケースが多い為、この偏心モーメントを考慮するかどうかは以下のスイッチにより選択できるようにしております。
解析メニュー > 解析制御データ > 断面偏心をPC鋼材緊張力と表示のみに適用
・偏心モーメントを考慮する場合 → OFF
・偏心モーメントを考慮しない場合 → ON