メタンハイドレート 資源開発と環境影響評価－地層変形予測プログラムの開発－
概要
南海トラフ周辺の海底地盤下に存在が認められているメタンハイドレートからメタンガスを生産するための研究が、2001年度よりメタンハイドレート資源開発コンソーシアムにより続けられている。本研究で行われている環境影響評価の一つとして、海底地盤の沈下等
の地層変形がある。これは、メタンハイドレートの分解により体積変化や圧力変化が生じ、それが生産層周辺の地盤までその影響が伝わることにある。したがって、地層変形に対する対策検討等のため、地層変形予測プログラムを開発してきた。
本論は、メタンハイドレート生産に伴う地層（メタンハイドレート生産層の上部・下部地盤）の変形挙動を予測するためのプログラムの開発経緯・開発方針・システム構成・検証方法について述べたものである。
参照Webサイト
http://aquabiology.m78.com/publications/aquabiology/aquabiologymag.html
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