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砂や薬注改良体の初期サイクリックモビリティ後のシミュレーション社団法人地盤工学会/The Japanese Geotechnical Society 第43回地盤工学研究発表会,2008年7月

概要

著者らは三次元ダイレイタンシーモデル(おわんモデル)と三次元に拡張したR-O モデルを併用し、種々の有効応力解析を実施している。この構成式は累積せん断ひずみを元におわんモデルから過剰間隙水圧を算定し、有効応力の変化に応じてR-O モデルのパラメータ(剛性や基準ひずみ)を逐次更新していた。
ただし増分接線剛性のイメージで更新していたので、有効応力低減による大きなひずみが必ずしも表現できている分けではなかった。
本報では、応力τをひずみと有効応力の関数とし、全微分形にして陽な形でひずみ成分と有効応力成分に分離、圧縮指数Cc と膨潤指数Cs を有効応力増分の正負によって使い分けた。この改良した構成式を用いて、種々の密度の砂、薬液注入改良体のシミュレーションを行った。

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