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科学システム本部メールマガジン 「CTCサイエンス通信」web版

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最新号
【高速衝突編、CCSは必要不可欠、3D/点群モデル・情報共有ビューアー
「モデミル」】
【CTCサイエンス通信】2024年3月号

今月号は、「高速衝突編」、「CCSは必要不可欠」、「3D/点群モデル・情報共有ビューアー「モデミル」」のコラムを紹介いたします。ぜひご覧ください。

皆様のご意見、お待ちしております。以下のリンクからぜひアンケートにお答えください!

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2024年3月29日 編集委員

目次

  1. トピック
  2. 近日開催のイベント・セミナー情報
  3. 技術コラム
    【高速衝突編、CCSは必要不可欠、3D/点群モデル・情報共有ビューアー「モデミル」】

トピック

課題をシミュレーションで解決へ導く情報サイト Trans Simulationサイト 新着情報のお知らせ!

科学システム本部

トランスシミュレーションでは、「事業や産業の領域を超えて、データを掛け合わせる」、「AI、シミュレーション、IoTなど、テクノロジーのジャンルにとらわれずに組み合わせる」など、目的や課題に合わせて、より自由なカタチで最適解を目指すのが「トランスシミュレーション」です。
弊社では、随時Trans Simulation最新事例をご紹介していきます。

新着記事
  • 工場レイアウト設計とは? 生産性に与える影響とシミュレーション事例をご紹介
    現代の製造業界では、最適な工場レイアウトの設計が生産性や業務効率の向上に不可欠です。しかし、レイアウト変更は大規模になることが多くコストもかかるため、頻繁にトライ&エラーをすることができません。それに対し、シミュレーション技術を活用することで、レイアウトの計画段階での試行錯誤をノーリスクかつ効率的に行い、定量的な生産性の評価を行うことができます。本記事では、工場全体のラインや設備のレイアウト設計にシミュレーションを活用する方法をご紹介します。・・・
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    詳細はこちら!
    https://x-simulation.jp/blog/62

  • 最適なAGV(無人搬送車)台数を算出!倉庫内のAGV搬送シミュレーションとは
    本記事では倉庫内のAGV搬送のシミュレーションについて解説します。 生産年齢人口減少が加速する中、物流センター・倉庫の人手不足は大きな課題となっております。そのような中での事業継続化のためには省人化や作業員の省力化が喫緊の課題であり、多くの物流センターではマテハン機器やロボットを導入が行われています。 特に物資の搬送を行うAGV(無人搬送機)やAMR(自律走行搬送ロボット)が多くの現場で積極的に活用され、作業員の作業負荷の軽減や梱包や検品な人の手による作業が必要となる業務へのリソースの集中に効果を発揮しています。 AGV・AMRの効率的な利用は省人化や業務効率化、労働環境の向上のために今後ますます求められるものになりますが、適切数の導入や効率的な運用には、事前の検証や運用中の運用最適化が必要になります。・・・
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    詳細はこちら!
    https://x-simulation.jp/blog/67

  • ベイズ推定とは? 生産実績を元に生産システムの未知のパラメータを推定する方法
    製造ラインの生産計画を立案したり生産性をシミュレーションで分析したりするときには、計算に使用する入力データを準備する必要があります。入力データには受注データのように日々変わる情報(データ)と、設備性能のような固定的な情報(パラメータ)の2種類があります。パラメータ値は設備のカタログ値を用いることが多いのですが、実際のパラメータ値はカタログ値と異なる場合があります。例えば設備の定格消費電力は最大負荷に近い条件での消費電力であり、実際の消費電力よりも大きい値になっています。 そのためカタログ値を使って計算すると、その結果は現実と乖離したものになります。正しいパラメータ値を手に入れるためにはセンサーや人手を使って計測することになりますが、手間やコストが掛かります。また計測が困難なパラメータも存在します。 本記事ではパラメータを既存の情報からシミュレーションとベイズ理論を活用して推定する技術をご紹介します。・・・
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    詳細はこちら!
    https://x-simulation.jp/blog/64

  • デジタルツインが製造業にもたらすメリット2選! プロセスシミュレーションの役割とは
    現代のビジネス環境では、技術の進歩が絶えず新たな変革をもたらしています。特に「デジタルツイン」は、デジタルトランスフォーメーションの核となる技術として注目されています。この記事では、デジタルツインの概念を掘り下げ、具体的にどのような活用方法があるのかについてご説明します。・・・
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    詳細はこちら!
    https://x-simulation.jp/blog/55

Trans Simulation サイトはこちら
https://x-simulation.jp/

Trans Simulation 最新事例一覧はこちら
https://x-simulation.jp/blog

近日開催のイベント・セミナー情報

材料設計シミュレーション体験セミナー(オンライン)【定員有】

日程
2024年4月18日(木) 13:00~17:00
費用
無料(事前WEB登録制)
主催
伊藤忠テクノソリューションズ株式会社
概要
「統合型熱力学計算ソフトウェアThermo-Calc」の体験セミナーをオンラインベースで開催いたします。
Thermo-Calcを始め、拡散や析出計算オプションモジュールのDICTRA、TC-PRISMAを一度に体験していただけるセミナーです。
初めての方/初心者の方もご理解頂ける内容となっております。
お気軽にお申込み下さい。
お問合せ先
thermo-calc@ctc-g.co.jp
申込
https://ctc-g.zoom.us/webinar/register/WN_jK9fZmZ7TfGzes_yNl-Mqw#/registration ※申込期限は4月10日(水)です。

技術コラム
【高速衝突編、CCSは必要不可欠、3D/点群モデル・情報共有ビューアー「モデミル」】

【衝撃・安全】

「衝撃解析ソフトウェアAutodynによる代表的な解析事例のご紹介(高速衝突編)」

科学エンジニアリング第1部 技術第2課 阿部 淳

可燃性ガスや爆薬の爆発やそれに伴う破片飛散現象、航空機や徹甲弾の高速衝突による構造物の大変形・破壊現象は、基本的にマイクロ秒オーダーからミリ秒オーダーの短時間現象であり、人間の感覚では「あっ」という間の出来事になります。その短時間の中で物体が複雑に大変形するのみならず、物質の状態(気体・流体・固体)が変化しつつ、さらに力やエネルギーのやり取りをすることになります。この現象を数値シミュレーションで解くことは簡単なことではなく、長年の経験と実績を持つ専門の解析ソフトウェアを導入する必要があります。衝撃解析コードは衝撃現象の解明を目的とした数値解析プログラムであり、その元祖は1950年代に米国で開発されました。これを核として継続的に高速衝突および爆発解析に有効な解析手法が開発され、成長過程でいくつかの衝撃解析コードに枝分かれした経緯があります。さらにそのうちいくつかは現在も商用ソフトウェアとして活躍していますが、そのうち特に高速衝突・爆発解析を得意としたものが衝撃解析ソフトウェアANSYS Autodynです。今回はこのソフトウェアを使用した代表的な高速衝突現象の解析事例をいくつか紹介します。それぞれの事例のモデル化方法、解析結果動画については最下のリンク先に掲載していますので、ぜひご覧ください。・・・

鉄筋コンクリート構造物に対する航空機(上:大型旅客機、下:戦闘機)の高速衝突

鉄筋コンクリート構造物に対する航空機(上:大型旅客機、下:戦闘機)の高速衝突

続きはこちら↓
https://www.engineering-eye.com/rpt/column/2024/0329_impact-safety.html

【再生可能エネルギー】

「2050年カーボンニュートラル達成にCCS(Carbon dioxide Capture and Storage)は
必要不可欠」

エネルギービジネス部 エネルギー営業第2課 立川 有佳

2050年カーボンニュートラル達成に向けて脱炭素の取り組みが進んでいます。
再生可能エネルギーの活用、省エネなどでCO2排出量削減が推進されていますが、鉄鋼業・石油化学業など、どうしてもCO2を0(ゼロ)にすることが難しい分野があります。
そこで、カーボンニュートラル達成に必要とされる技術がCCSです。言葉の通り、排出されたCO2を集めて地中に埋める技術です。以下の図の通りCCSではCO2が排出源から回収され、貯留されます。
CCSは現代社会を支える鉄鋼業・石油化学業などを始めとする製造業のカーボンニュートラル達成のために重要な技術となります。・・・

続きはこちら↓
https://www.engineering-eye.com/rpt/column/2024/0329_renewable-energy.html

【建設系】

「Webブラウザで使える3D/点群モデル・情報共有ビューアー「モデミル」」

建設ビジネス部 営業支援課 保坂 正文

建設分野では、国土交通省のi-Construction※1を中心としたデジタル化推進施策が浸透し、官民共にIT技術を活用した更なる効率化・省人化を推進しています。その動きの中で生産性の向上、情報共有・合意形成の促進の期待効果があるBIM/CIM※2は、本年度(令和5年度)より小規模を除く全ての詳細設計・工事に対し原則適用となっており、BIM/CIMツールを用いた3次元データの利活用を実施してゆく必要があります。一方、市場には多数のBIM/CIMツールが存在していますが、業界のデファクトスタンダード化は進んでいません。ツールの導入を検討している方、あるいはすでに利用している方でも下図に示す悩みをお持ちではないでしょうか。・・・

BIM/CIMツールに関する悩み

BIM/CIMツールに関する悩み

続きはこちら↓
https://www.engineering-eye.com/rpt/column/2024/0329_construction.html

本メールマガジンに関するご質問・お問い合わせ先

CTCサイエンス通信 2024年3月号

2024年3月29日発行
伊藤忠テクノソリューションズ株式会社
エンタープライズ事業グループ 科学システム本部 科学ビジネス企画推進部
住所:〒105-6950 東京都港区虎ノ門4-1-1 神谷町トラストタワー
E-mail:science_info@ctc-g.co.jp
https://www.engineering-eye.com/