FAQ
05_PC-SLAB
支点と支間中央以外の活荷重による直角方向曲げモーメントはどのように計算を行っているか?
活荷重による直角方向曲げモーメントの補間方法
直角方向の活荷重曲げモーメントの注意書きに「L,α、β='-'の検討断面位置は補間式によりMを算出した。」とありますが、補間は検討断面がある支間に着目し、両支点、支間中央の3点により2次曲線で補間を行っています。
左側支点を原点とすると3点は
左支点位置 (0、M1)
支間中央 (L/2、M2)
右支点位置 (L、M3)
M1:左支点の曲げモーメント
M2:支間中央の曲げモーメント
M3:右支点の曲げモーメント
L :支間長
となります。
3点を2次曲線式 Y=a・X^2 + b・X + c に代入し、連立方程式を解きます。
最後に、求まった2次曲線に検討断面位置の左支点からの距離を代入して曲げモーメントを算出しています。