FAQ
02_PC-BEAM
「合成応力度が厳しい位置」はどのように決定しているのか?
概略設計時の「合成応力度が厳しい位置」の決定方法について
PC-BEAM,PC-JOGの出力オプションに「概略設計の曲げ出力位置」の選択があります。
その選択項目として「合成応力度が厳しい位置」が存在しますが、出力位置は次のルールにて蹴ってしております。
⊿σ1=σca-σc
⊿σ2=σc-σta
⊿σ=max(⊿σ1、⊿σ2)
σc:合成曲げ応力度
σca:許容曲げ圧縮応力度
σta:許容曲げ引張応力度
各検討断面の各荷重ケースにおける上縁、下縁の合成応力度σcについて⊿σを求め、⊿σが最も大きくなる検討断面を出力してとしております。
支点付近の上縁側に大きな圧縮応力度が出る場合等は、出力してが支点付近となります。