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空港・空域シミュレーション技術・最適化技術をベースに 航空管制・空港運用に関わる調査研究サービスの提供や、空港計画や運用を支援するシステムの開発や販売をいたします。

空港地上面シミュレーション

先進のシミュレーション技術を用いて、空港運計画や空港運用の可視化、定性定量評価、最適化を支援します。

プロダクト

CHIP
仏COSYTEC社が開発した制約プログラミングツールです。CHIPを用いれば、これまでLPやAIツール等で解決が困難であった複雑な組合せ最適化問題を短期間で解くことが可能です。
WITNESS
様々な業務プロセス内の物・情報の流れを時間の経過を追ってシミュレーションを行い最適化を可能にするシミュレーションツールです。設備投資や運用コスト削減に役立ちます。
AIMMS
オペレーションズリサーチを基盤にする最適化アプリケーションおよびプランニングアプリケーション構築のための数理計画モデリング ツールです。
Gurobi Optimizer
数理最適化(線形計画法/整数計画法)の最新技術を取り入れた、最高性能の線形/整数計画ソルバーです。マルチコアプロセッサー性能を充分に発揮できるように設計されています。
SIMBA
ActiveXコントロールを用いて、Excelスプレッドシート上からの実行制御、結果表示のみならず、WITNESSモデ ルの実行状態の表示もスプレッドシートそのものの中に埋め込んで行うことができます。

事例紹介

離着陸容量の拡大手法

将来の航空交通需要の増大に対応するため、後方乱気流管制間隔を短縮して、空港の離着陸容量拡大を達成することを目指した技術開発がすすめられています。離着陸容量に関係する要素には、後方乱気流管制間隔の他にレーダ間隔、滑走路の従属関係、滑走路占有時間、航空機のカテゴリ等様々な要素があるため、離着陸容量の拡大にあたってはそれらの制約条件を整理し、その影響を検討する必要があります。CTCではCHIPを用いて、制約条件の変更が離着陸容量に与える影響や、離着陸容量を拡大するための管制間隔や離着陸順序付けについて検証しました。

地上走行シミュレーション

将来の航空機の需要増加に対して、空港の処理能力を測ることが重要です。CTCでは誘導路上での遅延や出発・到着時刻の遅延などから、効率的な管制運用や航空機のスケジュールの妥当性の検証などを行いました。

仮想ダイヤ作成・スポットアサイン

仮想ダイヤ作成とは、実績データや需要予測データを元に将来のダイヤを作成することです。ダイヤには、各便毎の航空会社名、使用機材、出発・到着時刻、行先、滑走路などが含まれています。

スポットアサインシミュレーションとは、作成した仮想ダイヤ上の各便が使用するスポットを割当てて、必要となる施設規模(スポット数、固定スポット数)を評価するものです。スポットアサインは、機材による駐機可能なスポット、スポットの使用禁止時間等様々な制約条件を満たす必要があります。CTCではCHIPを用いて、これらの条件を満たす最適なスポットアサインを行う事ができます。

空港・空域:事例紹介スポットレイアウト
空港・空域:事例紹介アサインチャート

CTCでは、仮想ダイヤやスポットアサインをシステムとして構築した実績があります。

実績一覧

業務件名 発注元 実施期間
スポット割当計画システム
地上走行シミュレーション 成田国際空港・東京国際空港・中部国際空港・他
仮想ダイヤ作成 空港