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サンプル&事例紹介WITNESS:生産・物流・プロセスシミュレーションソフトウェア

クレーンの取合い

クレーン

複数の門型クレーンの取合い問題をシミュレーションすることができます。クレーン台数が1台又は2台の場合は、スプレッドシート等を用いて検討する事が出来るかもしれませんが、3台の干渉を考慮した検討は非常に複雑になります。

このモデルは、レール全長、クレーンサイズ、クレーン台数、荷積・荷降位置、速度、運用方法等の主要な設計項目をパラメータとして設定する事が出来ます。

予め用意されたExcelBookに、各種実行パラメータを入力・設定します。

このモデルでは、クレーンの干渉時の退避ロジックを「状態優先」と「要求優先」の2通りから選択することができます。
例えば以下のような状況を想定しています。

  • クレーン1が荷物を積載中で、「E地点」のへ移動中。
  • クレーン2が荷物を受け取りに「A地点」の移動中。
  • 搬送要求の優先度はクレーン2の方が高い

この様な状況で、退避ロジックが「状態優先」の場合はクレーン2が退避します。退避ロジックが「要求優先」の場合はクレーン1が退避します。「状態優先」の状態と優先度は以下の様に定義されています。

優先度高い ← 運搬中 要求移動 回送移動 退避移動 → 優先度低い

イメージ

また、クレーンの状態を時系列の状態変化・座標変化のグラフで表示する事も可能です。どのクレーンがどういった状態が多いのか、当初想定していた動きとの差異も見つけやすくなっています。