一般新機能

RAM Connection CONNECT Edition v11 (AD. 2007-11.1.4)

RAM Connectionのバージョン11.0がバンドルされ、画面のRAM Connectionモードタブより利用が可能です。RAM Connectionを利用するには、STAAD.Proとは別ライセンス(RAM Connection)が必要です。

コネクション・タグの機能強化 (AD. 2007-11.1.5)

コネクション・タグは接合部の評価をする機能ですが、ユーザにより評価式を定義できるようになりました。式はコネクション・タグ用のXMLファイルにて定義が可能です。詳細はSTAADヘルプの[STAAD Graphical Environment]-[Graphical Interface Help]-[Modeling Mode]-[The Menus in the Modeling Mode]-[Right-Click Pop-up Menu]-[Connection Tags sub menu]-[Connection Tags XML File Schema]を参照ください。

メンバー属性定義の機能強化 (AD.2007-11.1.6)

GUIにてメンバーを追加するときに、予め属性（プロパティ、ベータ角、リリース）などの情報を定義しておく機能が強化され、テンプレートに名前を付けて保存することができるようになりました。この機能はメニューの[形状]-[ビームの追加]-[新規メンバー属性の設定…]から利用できます。

ISM 5.0 インテグレーション (AD.2007-11.1.7)

STAAD.ProはISM 5.0に対応しました。利用方法は今までと変わりませんが、Structural Synchronizer CONNECT Editionと組合せにて新しく追加された機能を利用することが可能です。ISM 5.0についての詳細は、Structural Synchronizerのドキュメント等を参照ください。

解析／設計の新機能

カナダのNRC 2005地震荷重の機能強化 (AD.2007-11.3.12)

カナダのNRC 2005のNational Building Codeに従った地震荷重は、応答スペクトル荷重だけでなく静的荷重等価法もねじりを含むように更新され拡張されました。

IS 800 2007の設計断面の追加 (AD.2007-11.3.13)

対面ダブルチャンネルとカバープレート付きのI断面の両方についてIS 800 2007仕様に従った設計が可能になりました。対面ダブルチャンネル断面(FR)および上面と下面プレート付きのI断面(TB)の割り当てに関しては、Technical Referenceヘルプの5.20.1 Assigning Properties from Steel Tablesを参照ください。

AISC 360のカバープレート付きI断面の設計機能追加 (AD.2007-11.3.14)

カバープレート付きのI断面についてAISC 360 2005と2010仕様に従った設計が可能になりました。これらの断面の設計の使用される仮定と限界状態の詳細については、Technical Referenceヘルプの2.3.3.8 Design of I-Section with Cover Platesを参照ください。上面と下面プレート付きのI断面(TB)の割り当てに関しては、Technical Referenceヘルプの5.20.1 Assigning Properties from Steel Tablesを参照ください。