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詳細STAAD.Pro:骨組構造解析・設計支援システム

新機能紹介

STAAD.Pro V8i 2007.11.33の主な新機能

一般新機能

モードバーの再編 (AD. 2007-11.1.1)

画面の上部にあるモデリングやポスト処理などに切り替えに使うモードバーの位置と色が変更されました。モデルの作成に準じた順番で配置されて、モデルの作成に使うモードは青色、ポスト処理関連は緑色、鋼構造設計は黄色、コンクリート設計は赤色とより分かりやすくなりました。

固有値解析の機能強化 (AD. 2007-11.1.2)

既存のサブスペース法に加えて、アーノルディ/ランチョス法と荷重依存リッツベクトル法が追加されました。デフォルトはサブスペース法で、新規に追加された解法を使うにはアドバンスド解析エンジンが必要です。また、サブスペース法とアーノルディ/ランチョス法のために、固有ベクトルの自動シフト機能が追加され、これは大きな構造物の解析時に有効です。

プリ・プロセッサーの新機能

STAADエディタの一新 (AD. 2007-11.2.2)

データの直接編集に使うSTAADエディタは以前の機能を保持しながら、新機能としてインテリセンスによるデータ入力支援機能、ブロック表示による大規模モデルでのデータ視認性の向上、[F1]キーによりコマンドヘルプの起動などの機能が追加されました。環境設定により旧エディタを利用することも可能です。

解析/設計の新機能

米国の鉄筋コンクリート設計ACI318 2011エディションの追加 (AD. 2007-11.3.1)

これにより、AIC318は1999, 2002, 2005, 2008, 2011エディションの5つが選択可能になりました。2011エディションも他のコードと同様の手順で利用できます。この設計にはUS Design Codesライセンスが必要です。

カナダの鋼構造設計CAN/CSA S16-14の追加 (AD. 2007-11.3.2)

カナダのS16コード「Limit States Design of Steel Structures」の2014エディションに従った鋼構造設計機能が追加されました。コードの選択で「CAN/CSA-S16-14」を選択します。この設計にはCanadian/Australian/SA Design Codesライセンスが必要です。

南アフリカの鋼構造設計SANS 10162-1:2011の追加 (AD. 2007-11.3.3)

南アフリカのSANS 10162-1:2011コード従った鋼構造設計機能が追加されました。コードの選択で「SANS 10162-1:2011」を選択します。この設計にはCanadian/Australian/SA Design Codesライセンスが必要です。

ロシアの鉄筋コンクリートSP 63.13330.2012の追加 (AD. 2007-11.3.4)

ロシアのSP 63.13330.2012コード従った鉄筋コンクリート設計機能が追加されました。コードの選択で「SP 63.13330.2012」を選択します。この設計にはECC Super Codeライセンスが必要です。

米国AISC360-10のメトリック単位出力対応 (AD. 2007-11.3.5)

メトリック単位でデータを作成した場合、設計結果がメトリック単位でされるように機能強化されました。

米国AISC360-10のテーパー断面の設計対応 (AD. 2007-11.3.6)

正方形と円形テーパーチューブ断面とテーパーI形断面の設計に対応しました。

AISC341-05/10 Seismic Provisionチェック追加 (AD. 2007-11.3.7)

米国AISC360-05-10にてAISC341-05/10 Seismic Provisionチェックを行うために、新しいパラメータSEISMICが追加されました。また、部材タイプなどを指定するためのMTYP、FRM、BRCパラメータが追加されました。

IBC 2012/ASCE 7-10 地震荷重生成機能の追加 (AD. 2007-11.3.8)

IBC 2012/ASCE 7-10の静的地震荷重の生成機能と地震応答スペクトル荷重の生成機能が追加されました。また、荷重組合せ自動生成機能にIBC 2012に準じた組合せ生成機能が追加されました。

ユーロコード3のスチールグレード指定機能強化 (AD. 2007-11.3.9)

EN 1993-1-1: 2005の表3.1に対応したスチールグレードの指定機能として、SGRパラメータが指定可能な種類が多数追加されました。

AIJ2002と2005コードの機能強化 (AD. 2007-11.3.10)

AIJ2002と2005に以下の機能が追加されました。

  • 組合せ応力算出時にねじりの影響を無視する機能の追加(MISESパラメータ)
  • 強軸回り曲げモーメントフランジのみ負担する機能の追加(MBGパラメータ)
  • JSMEコードSSB-1.10式に準じたヤング係数Eの入力機能の追加(YNGパラメータ)
鋼設計コードのパフォーマンス向上 (AD. 2007-11.3.11)

カナダCSA S16-S09とインドIS800:2007コードに従った鋼設計のパフォーマンスが改善されました。

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