新機能紹介
STAAD.Pro V8i 2007.05の主な新機能
一般新機能
プロダクトの日本語化の推進
STAAD.Proのスタート画面及びSectionWizard(2007.04より)が日本語化されました。日本語と英語の切り替えはLanguage Setupにて行うことが可能です。また、日本語ヘルプにGetting StardedとInternational CodesのASME Codeが追加されました。
解析/設計の新機能
幾何学非線形解析機能の追加 (AD.2007-05.1.1)
非線形解析機能としてP-Δ解析に加え、新たに幾何学非線形解析が追加になりました。これは変形後の系で力の釣り合いを計算し、部材の幾何剛性を考慮することも可能です。この計算を行うにはAdvanced Analysis Engineライセンスが必要です。
インド設計コード(IS 800:2007)の追加 (AD.2007-05.1.2)
Indian Standard Code (IS 800:2007)に対応しました。この設計は細長比, 断面分類, 引張, 圧縮, せん断, 曲げ, 相互組合せチェックの計算を行うことが可能です。これにより以前のIS 800:1984と新しい2007の両方の計算は可能です。
Eurocode 3 へのNational Annex追加 (AD.2007-05.1.3)
ユーロコードEC3はベースとなるEN 1993-1-1:2005に対応していましたが、これにDutch National Annex, Norwegian National Annexeが追加されました。British National Annexeは次のバージョンにて追加される予定です。
Eurocode 8の追加 (AD.2007-03.2.4)
ユーロコード8に対応した応答スペクトル荷重の作成には対応していましたが、これに加えポスト処理において、剛性チェック・平面規則性チェック、立面規則性チェックを行うことが可能です。